社会システム、経済体制、自然環境の側面から持続可能な発展が社会・経済に求められている。そこでは、政府や家計が果たす役割以外にも、企業部門が果たす役割は大きいにも関わらず、それが持続可能な社会・経済の発展に果たす役割については、先行研究を見る限り、十分に理解が進んでいるとは考えられない。
産業集積の経済発展に果たす役割などについて研究を進めてきているハーバード・ビジネス・スクールのMichel Porter教授の研究・教育チームの一翼を担うBochniarz氏が、これまでの研究成果を報告し、議論する機会とする。日本を含むアジア諸国、欧米諸国の事例から学べる教訓についても理解を深める機会とし、より一般化した含意を導入するために必要な今後の研究の内容も討論したい。
- 日時：2017年5月12日（金）13:00~14:30
- 場所：早稲田大学早稲田キャンパス14号館604室
- 演題：Social Capital and Business Sustainability: Defining, Measuring and Assessing its Impact on Cluster Performance
- 招聘者：Prof. Zbigniew Bochniarz（Professor、Kozminski University, Poland
& Evans School of Public Policy and Governance, University of Washington, USA
早稲田大学日米研究所招聘研究員） - 世話人：弦間 正彦（早稲田大学社会科学総合学術院教授）
- 共催：日米研究所・地域間研究所・先端社会科学研究所
- お問い合わせ：先端社会科学研究所
