
©加藤タカミツ
コースの概要、このコースを選んだ理由、研究内容などについて教えてください
スポーツ医科学コースでは、運動生理学やバイオメカニクスなどを学ぶことができます。身体の構造や、運動中あるいは運動後の身体の反応や変化を基礎的な知識として身につけることで、競技力の向上や運動の理解へ繋げることができます。その過程で、スポーツで生じる怪我への理解も深めることができます。他にも、栄養学や心理学など実用的な知識を多く学ぶことができ、私たちアスリートの基礎的知識・競技力向上に役立つ他、人々の健康増進に貢献できる学びを得ることもできます。私は競走部に所属し競技を行う中で、これらの学びが大いに役に立っています。自分の競技力向上に必要な体力要素を知ることができ、練習メニューを組み立てる際の参考にしています。自然科学的な側面から競技力を向上させたいアスリートや、身体の構造を詳しく知りたい、科学的にスポーツを俯瞰したい人にとっておすすめのコースとなっています。
私はスポーツ生理学のゼミに所属しています。疑問に思ったことをお互いにディスカッションし、理解を高め深め合っています。また、実際に自分の体を使い実験・体験することでスポーツ生理学への知見をより深めることができます。スポーツ生理学を学んでみると、今までとは違った視点からスポーツを見ることができるようになり、新たな発見が数多くあります。スポーツ生理学は私に未知の体験をもたらす素晴らしい学問です。