8月10日、リオデジャネイロオリンピックの競泳男子200メートルバタフライで、本学水泳部の坂井聖人選手 (スポーツ科学部3年)が2位に入り、銀メダルを獲得しました。
マイケル・フェルペス選手(アメリカ)、ロンドン金メダリストのレクロー選手(南アフリカ)ら世界の強豪が揃い踏みとなった決勝。日本代表として、早稲田大学の瀬戸大也選手、坂井聖人選手が決勝に挑みました。激しい駆け引きの中、最後のターンを6位で折り返した坂井選手は、ラスト50メートルに驚異の追い上げを見せ、フェルペス選手に100分の4秒差に迫るタッチの差で第2位。課題だったスタミナ強化を克服して、見事に銀メダルを獲得。水泳部のスローガン「PRIDE」を世界の舞台で体現しました。
男子400メートル個人メドレー銅メダリストの瀬戸大也選手は、1分54秒82で5位となりました。また、同種目の直後に開催された「男子200メートル平泳ぎ・準決勝」に出場した渡辺一平選手(スポーツ科学部2年)が、坂井選手の力泳に負けじと、自己ベストを大幅に更新するオリンピックレコードを叩きだし、決勝に1位で進出しています。
リオデジャネイロオリンピック ・パラリンピックには本学水泳部の選手(現役学生、OBOG)11名が出場しています。世界と戦うWASEDAの選手たちへ応援よろしくお願いします。
【坂井聖人選手 競技結果】
決勝 1分53秒4 第2位 銀メダル獲得(自己ベスト)
準決勝 1分55秒32 全体6位
【早稲田大学総長の祝辞】
坂井聖人選手のリオデジャネイロオリンピック・競泳男子200メートルバタフライの銀メダル獲得を心よりお祝い申し上げます。銅メダルを獲得した瀬戸大也選手に続き、現役早大生によるメダル獲得の快挙を心から嬉しく思います。坂井選手の活躍は、全国の早稲田大学関係者、早稲田ファンを大いに沸かせてくれただけでなく、スポーツにひたむきに励む若者や日本国民に大きな喜びと感動を与えてくれました。今後も、限界に挑み続ける早稲田魂を発揮し、より一層の活躍を期待したいと思います。
【早稲田アスリートプログラム(WAP)講演会】
坂井聖人選手と渡辺一平選手は、海外合宿出発前の6月20日、早稲田アスリートプログラム(WAP)講演会『夢への努力は今しかない』講師:河合純一さん(日本パラリンピアンズ協会会長)を受講し、直後の壮行会で水泳部の先輩・河合純一さん、鎌田総長、体育各部部員から激励されていました。その模様は以下関連リンクをごらんください。