2015年2月26日、スポーツ人類学ゼミ(担当教員:寒川 恒夫教授)に所属する学生たち(2、3年生)は、タイ王国の最高学府であるチュラーロンコーン大学のスポーツ科学部を訪問してきました。早稲田大学スポーツ科学学術院とチュラーロンコーン大学スポーツ科学部は、2014年末に学術交流を目的に協定を結んだばかりです。協定締結後、おそらく最初の学生交流となりました。寒川先生の旧知であるチャッチャイ・ゴーマラタット教授が開講している「伝統スポーツ」の授業に参加させてもらいました。ゼミ生たちは、タイの伝統的な遊びを体験し、タイ文化に身を持って触れることができました。
左:タイの伝統遊びをする学生たち 右:チュラーロンコーン大学の学生たち集合写真
また、別の日にはタイを代表する格闘技「ムアイタイ」(ムエタイ)を観戦しました。昨年リニューアルオープンしたばかりの「ルンピニー・スタジアム」はその日も、試合を盛り上げる地元の人々の熱い声援に満たされ、我々も大興奮でした。実はこのムアイタイの試合中、お客さんたちの間では賭けが常に行われているのですが、学生たちはその様を見ながら、異文化であるムアイタイの真髄に触れたようでした。
左: ルンピニースタジアム 右: ムアイタイの様子
今後もこうした学術交流を通じて、日本とタイのスポーツ文化交流が促進されることを期待します。