Waseda Institute of Political Economy早稲田大学 現代政治経済研究所

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【開催報告】戦前期の軍隊と社会の関係を捉えなおすー拙著『戦前期海軍PR活動と世論』から

メディアと外交研究部会開催報告

戦前期の軍隊と社会の関係を捉えなおすー拙著『戦前期海軍PR活動と世論』から

 

講演者:

中嶋晋平

(大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター研究員)

開催概要

開催日時: 2021年11月11日(木)16:30-

会   場: Zoom

講演概要:

大阪市立大学の中嶋晋平先生に、「戦前期の軍隊と社会の関係を捉えなおす:ー拙著『戦前期海軍のPR 活動と世論』から ー」という題目でご講演をいただいた。中嶋先生は、戦前の日本海軍と民衆との直接的なコミュニケーションの場に焦点を当てて、「双方向のコミュニケーション」という側面の重視されている広報(PR )の概念から分析することを通して、戦前期の軍隊と民衆・社会との関係について考察をされ、そのご研究を報告なさった。海軍記念日の講話事業に焦点をあてて、明治末期から大正13年までの15年間にわたって、海軍が国民に対してどのような情報を提示しようとしていたのかが説明された。ワシントン軍縮会議を契機に、国民への宣伝不足を痛感した海軍が、組織的に広報をはじめる様子や、講話だけではなく艦船への便乗を認めて国民からの人気を博していった様子などが理解できた。また、示唆として現在の自衛隊の行っている広報活動にも通じるさまざまな側面がクローズアップされ、興味深いご発表をしていただいた。後半にはたくさんの質問があり、文部省の「依頼」をめぐる問いのほか、植民地での講話の内容に関する疑問などがあげられた。また、政治学のデータ分析とのコラボレーションの可能性なども話にのぼり、盛会のうち予定時間となり終了した。

引き続き、メディアと外交をめぐる論点にかかわるワークショップを開催してまいりたいと思います。

(講演言語:日本語)

 

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