Waseda Institute of Political Economy早稲田大学 現代政治経済研究所

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研究所について

From the Dean

所長挨拶


shimizu現代政治経済研究所所長 清水 和巳

1978年に設立された早稲田大学現代政治経済研究所は、現代社会が直面している課題を学際的に研究分析し、将来社会も見据えた有意な政策を提言すべく活動しています。本来は政治経済学術院の附置研究所という位置づけですが、早稲田大学全体の政治経済研究に関わる中心的な研究機関としての役割を担っています。また、早稲田大学がマス・コミュニケーション、ジャーナリズムの世界とその研究に大きな貢献を果たしてきた伝統を引き継ぎ、これらの分野における現代的な問題を政治学・経済学の視点から分析研究することにも、設立当初から携わってきました。近年は、他の研究機関との連携を深め、環境・エネルギーの学際研究、サステイナビリティ学の創世、EUの総合的な研究、戦後期の資料収集、戦後史の体系的な歴史研究などへと射程を広げております。

このような関連分野における研究の深化や発展を受けるとともに、早稲田大学における研究体制、研究能力の向上および研究者養成に一層貢献するべく、本研究所は現在、大きな改革の途上にあります。

本研究所の主な研究活動は、政治経済学術院の専任教員が主催する研究プロジェクトをベースに推進されてきました。2013年度から新たに、大学院生が栄誉フェローに指導を仰ぎながら研究を進める若手研究者プロジェクト、現代的かつ学際的テーマに焦点を絞った問題解決型プロジェクトを開設しました。専任教員と大学院生が主力メンバーとなり新しい政治経済学の構築を目指して取り組んだ、文部科学省GCOEプロジェクト「制度構築の政治経済学」での研究を継続し、これまで蓄積された調査データや研究成果をさらに発展させる役割も、本研究所が担うことになりました。ジャーナリズム・メディア研究の分野でも、プランゲ文庫をはじめとする戦後史資料の研究・活用を一層進展させるための組織改革に着手しました。

本研究所では,各種の研究会、研究セミナー、公開講演会、シンポジウムなどが活発に行われています。これらの研究会合は、可能な限り学内外の人々に開かれていますので、参加ご希望の場合は研究所までお問い合わせください。各研究プロジェクトの研究成果は、ワーキングペーパー、研究ノート、研究叢書などの形で発信されています。加えて本研究所は、政治・経済に関わる内外の研究雑誌ならびに情報、マス・コミュニケーション、ジャーナリズム、世論調査等の資料、世界の新聞資料を豊富に所蔵しています。EU関係の資料やデータを直接に入手できる「EU情報センター(EUI)」の指定も受けています。これらの資料の利用も歓迎いたします。

設立から30年を経過した本研究所は、早稲田大学のみならず日本の政治経済研究の中心的な拠点となるよう、これまで以上にさまざまな研究に挑戦したいと考えています。

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