11/18シンポジウムのお知らせです。
【部会名】東アジアの政治と思想研究部会(代表:梅森直之)
【日時】11月18日(土)13時~18時
【場所】3号館4階404教室
シンポジウム:台湾政党政治の始動―オポジションと党国体制
プログラム:
小笠原欣幸(東京外国語大学):若林科研の6年間の活動報告
若林正丈(早稲田大学):オポジションから入る-戒厳令下台湾政治研究こと始め
岸川毅(上智大学):「行政院立法局」から「台湾の立法院」へ
家永真幸(東京医科歯科大学):党外雑誌が存在しえた社会的文脈
田上智宜(大阪大学):民主化運動期における自由主義知識人と台湾主体性言説
松田康博(東京大学):体制維持と民主化をめぐる中国国民党内の議論
松本充豊(京都女子大学):台湾の権威主義体制と野党
コメンテーター:
薛化元(台湾・国立政治大学)
林泉忠(台湾・中央研究院)
趣旨:
若林正丈(早稲田大学台湾研究所所長)を代表とする研究グループは、科学研究費基盤研究(B)を獲得し、6年にわたり台湾政党政治形成過程を研究してきた。前半の3年間は、党国体制(台湾の権威主義体制)におけるオポジションの形成過程とその特質、後半の3年間は、民主化の過程の中で民進党が果たした役割とその制約に焦点を合わせた。その研究成果を報告し、台湾の専門家を交えて台湾政党政治を幅広く議論する。