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6月20日(土) 「明治期の哲学研究と中国思想界への波及」第1回研究会
Dates
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SAT 2026- Place
- 早稲田大学早稲田キャンパス、 3号館9階909号室
- Time
- 10:00-16:20
- Posted
- Mon, 18 May 2026
イベント名: 「明治期の哲学研究と中国思想界への波及」第1回研究会(JFE21 世紀財団2025年度アジア歴史研究助成)
発表者:郭 馳洋(東京大学)、李 恵京(ソウル大学)、佐藤 將之(国立台湾大学)、工藤 卓司(県立広島大学)、郭 旻錫(京都大学)とBernat MARTI-OROVAL(早稲田大学)。
日時:6月20日(土)、10:00‐16:20
場所:早稲田大学早稲田キャンパス、 3号館9階909号室
使用言語:日本語
対象:教職員、学生、一般公開
事前登録:不要
プロジェクト概要
明治期は、日本が初めて西洋列強と対等な立場を獲得した世界史的転換点であり、外交史などでは注目されてきたが、思想史の観点からは十分に評価されてきたとは言いがたい。当時の思想家たちは、特異な経歴を持ち、そこから独自の世界観を築いた。幼少期に漢学や仏教に親しみ、青年期には高等教育や留学を通じて西洋思想に接し、東洋と西洋の両方に精通した知的背景を形成していたのである。
彼らは、こうした東西の伝統を統合し、新たな哲学観の構築に努めた。その営為は、日本におけるアカデミックな哲学の礎を築いただけでなく、中国近代思想にも少なからぬ影響を与えることになった。明治以降、日本は中国知識人の間で東洋の新たなモデルと見なされるようになり、多くの清国留学生が来日した。中には哲学や倫理学を専門に学ぶ者もおり、日本で展開されていた新しい思想や、西洋思想の受容のあり方に触れ、儒教や仏教の再評価や再編に取り組んだ。
本プロジェクトでは、多様な国・地域の研究者と共に、東アジア近代思想の枠組みの中での明治期の思想界の位置づけを再考し、日本の思想的展開が中国近代思想に与えた影響に注目し、その相互関係を明らかにしたい。これにより、従来の国別・時代別の枠を越えて、より広い視野から東アジアにおける思想のダイナミズムを把握することが可能となる。過去と現在の思想的連続性を問い直すことで、新たな知的地平線の開拓につなげたいです。
詳細チラシ: