新しく発売される書籍、野崎綾子著『新版 正義・家族・法の構造変換:リベラル・フェミニズムの再定位』(勁草書房)に、松田和樹氏(比較法研究所助手)の論文「婚姻の契約アプローチの展開と課題:クレア・チェンバーズの「婚姻なき国家」の批判的検討」P.224-P.244が収録されています。
【内容紹介】
性別役割分業、ケア、婚姻制度など、「家族」の問題を直視するフェミニズムのリベラリズム批判を真摯に受けとめたうえで、リベラルな公私区分を再編し、家族関係への契約アプローチを試みる。リベラリズムとフェミニズム双方を刷新し、リベラル・フェミニズムの可能性を徹底して追求した挑戦の書。近年の展開を捉える寄稿論考2本を増補。
[解説]井上達夫 [寄稿]川崎修/齋藤純一/ダニエル・H・フット/松田和樹/池田弘乃
【出版社】 勁草書房 出版社Webサイト
判型・ページ数 4-6・308ページ
ISBN 978-4-326-45138-8
出版年月日 2024年1月