公開講演会「ニューヨーク市立大学(CUNY)ロースクールにおける理論・技能・責任の統合的教育の実際」
日 時 : 2018年4月20日(金) 16:30~18:00
場 所 : 早稲田大学早稲田キャンパス8号館3階会議室
参加人数: 60名(うち学生41名)
主催 早稲田大学比較法研究所
共催 早稲田大学臨床法学教育研究所、臨床法学教育学会、アメリカ法判例研究会
スティーブ・ザイドマン(ニューヨーク市立大学ロースクー教授)
アメリカのロースクールで法学教育(Legal Education)という場合、法理論教育だけではなく、法専門職が修得すべき技能教育、および専門職責任の教育を含む。日本では、司法修習という制度があるために、理論は大学で、技能および専門職責任は司法修習でという二元的な法専門職教育の認識が一般的である。この二元的な方法論は、抽象的な法理論の修得にとって非効率であるだけでなく、知識の詰め込みと「社会正義の実現」という職業価値を没却する歪みをもたらす。本講演会では、ニューヨーク市立大学において理論・技能・専門職責任の三者を統合する教育方法論の試みが紹介された。
参考
開催概要