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デジタル人文学の理論と実践
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- Wed, 08 Apr 2026
活動内容
活動の概要
人文学の教育・研究にデジタル技術を応用するデジタル・ヒューマニティーズ(以下DH)の導入は、国内外においていまや常識となりつつある。DHを導入することで、人文学に関する史資料の次世代への継承と共有、新たな研究方法の導入、そして国際的・学際的共同研究の推進などが期待されている。また、国内外でDH関連の学会・研究会が複数存在し、国際学会等も数多く開催されており、活発な研究活動・研究交流が行われている。
本部門は、これまで早稲田大学の中で個別にDHの研究・教育に取り組んできた教員やプロジェクト同士を連携させ、組織的なDH研究を推進するためのプラットフォームとなることを目的として設置された。
研究課題
具体的な研究課題としては、当面、以下のような課題について研究を進めていく。いずれも具体的な史資料に基づいたデジタル化の実践と、それに伴う方法論的、理論的問題の研究の両者を含んでいる。
- 史資料・文化財のデジタル化に関する研究。
- メタデータの充実化:デジタル化された資料に対するメタデータやアノテーションの付与、地理情報へのマッピングなどに関する研究。
- デジタル文献学:資料の翻刻や訳注研究などの成果をTEIなどの標準規格に基づいて構造化、マークアップをする研究。
- 知識データベースの構築:人名、地名、文献名、言語情報などの辞書的なデータのデジタル化に関する研究。
- デジタルメディア資料論:デジタルメディアを用いた史資料の記述、学術情報の流通・公開、歴史叙述(過去表象)、文学表現などがもたらす新しい方法論的、倫理的、法的課題等についての研究。
研究ネットワーク
本部門は、デジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムに加盟しており、国内外の研究機関と連携しながら研究を推進している。
また、本部門では、Waseda Slack(学生用、教職員用)において、デジタル人文学に関する情報共有のためのワークスペースを運用している。(早稲田大学の学生・教職員であれば誰でも参加可能、詳細は部門代表者まで)。
メンバー紹介
部門代表者
師 茂樹
研究所員
- 飯山 知保
- 植田 喜兵成智
- 岡室 美奈子
- 加藤 大鶴
- 河野 貴美子
- 児玉 竜一
- 小松 史生子
- 下村 周太郎
- 城倉 正祥
- 高松 寿夫
- 谷口 眞子
- チェン ドミニク
- 中澤 達哉
- 真辺 将之
- 師 茂樹
- 山本 聡美
- 井上 貴智
招聘研究員
- 大島 英之
活動報告
2026年度
- 福島幸宏氏(慶應義塾大学)講演会「デジタルアーカイブの到達と課題」 “Digital Archives Today: Current Achievements and Future Challenges”(2026年7月23日、主催:デジタル人文学の理論と実践)
- DH国際シンポジウム「生成AI時代の人文学データ基盤 構築・共有・継承をめぐるインセンティブの再設計」(2026年7月18日、於東京ビッグサイト)にて、ポスター発表(師茂樹・岡室美奈子・加藤大鶴・山本聡美「早稲田大学におけるデジタル人文学の取り組みと今後の展開」)。
- アリエル・スティラーマン氏講演会「問答で学ぶ古典 ——プロンプトエンジニアリングフレームワークによるAIチューターの試み——」(2026年7月1日、主催:角田柳作記念国際日本学研究所、デジタル人文学の理論と実践、早稲田大学 SGU国際日本学拠点)