Research Institute for Letters, Arts and Sciences早稲田大学 総合人文科学研究センター

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センターについて

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センター所長挨拶

総合人文科学研究センター所長 河野 貴美子

 文学学術院では、人文学に関わる広範かつ多様多彩な研究活動が日々繰り広げられています。文学学術院は2007年度より、第一文学部・第二文学部を再編して文化構想学部と文学部を設置し、また大学院文学研究科を人文科学専攻の一専攻に改編し、現在に至る二学部一学科を擁する形となりました。それに伴い、近代以降培われてきた伝統的な哲・史・文を主軸とする体系的な研究とともに、分野横断的な研究、また現代の課題に照らして新たなアプローチを構想する取り組みにもいっそう力が注がれるようになってきました。そこでそうした文学学術院における専門分野の研究の拡充と、新たな社会状況に対応する学術分野の創出を総合的に推進し、とりわけ、人文学研究を学際的、国際的に展開していくためのプラットホームとして構想され、2012年4月に開設されたのが総合人文科学研究センター(Research Institute for Letters, Arts and Sciences,略称「人文研」またはRILAS)です。

人文研は、文学学術院を本属とするすべての専任教員(任期付教員および助教を含む)と助手が研究所員となっており、また文学学術院以外の本学の専任教員や客員研究員、招聘研究員も多数加わり、組織されています。その主たる研究活動は、15の研究部門(2020年9月現在)が母体となって行っています。研究部門はそれぞれ、人文学の知を深め、あるいは融合する、魅力的なテーマや戦略的な課題を掲げ、シンポジウムや研究会、講演会、ワークショップなどの研究活動を精力的に実施しています。なお人文研では年に一度、年次フォーラムを主催して、研究成果を広く報告、発信する機会を設けています。

そしてまた研究成果発信のための重要な媒体として、人文研ではオンライン・ジャーナル『WASEDA RILAS JOURNAL』の刊行に力を入れています。2013年より刊行を始めた当ジャーナルは、研究所員や研究員のみならず、大学院生(修了者を含む)の投稿による査読付論文のほか、研究部門のシンポジウムや研究会に関する特集、年次フォーラムの報告など、毎号とも充実した誌面を世界に向けて発信しています。

また人文研における国際的な研究活動としては、漢陽大学校、南開大学、国立台湾大学、清華大学、香港理工大学との協定にもとづく東アジア人文学フォーラムがあります。これは人文学をめぐる東アジアの学術交流を推進するために、2009年より始められたものです。各校が持ち回りで年1回開催しており、人文研では2012年(第4回)と2017年(第9回)のフォーラムを主催しました。さらには、スーパーグローバル大学創成支援事業早稲田大学国際日本学拠点による国際的な学術イベントの多くにも、人文研は共催機関として携わっています。

以上のように人文研ではこれまでさまざまな研究活動を活発に展開し、またその成果を発信してきましたが、それと同時に近年は若手研究者の支援、育成にも重点的に取り組んでいます。例えば、英語論文執筆セミナーや日本学術振興会特別研究員応募チャレンジセミナーの開催などです。

現在世界は大きく揺れ動き、将来を見通すことがはなはだ難しい状況ではありますが、こうしたいまこそ対話を重ね、人文学に関わる知の力を有機的に結び、将来を構想していくことが求められているのでしょう。人文学の意義や可能性を絶えず思考しつつ、研究を推進、展開し、発信していくセンターとしての機能が効果的に発揮できるよう、努めて参ります。

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WASEDA University

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