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【開催報告】2021年2月3日(水)文学研究科大学院生向け 英語論文ライティング講座(基礎編)

英語論文ライティング講座(基礎編)開催報告

日  時: 2021年2月3日(水)4時限(14時45分~16時15分)
形  式: オンラインライブ講義
講  師: Peter Chin(早稲田大学アカデミックソリューション講師)
使用言語: 英語
参 加 者: 早稲田大学大学院文学研究科在籍者6名ほか
 早稲田大学総合人文科学研究センター(以下、人文研)では、キャリア初期研究者支援の一環として、2018年度より英語論文ライティング講座を実施している。具体的には、『WASEDA RILAS JOURNAL』をはじめとする人文系学術雑誌への英語論文の投稿を想定して、キャリア初期研究者への有益な情報提供を目的とする。新型コロナウイルス感染が拡大している状況を受けて、今回(2020 年度第2回)の講座も前回に引き続きオンライン形式(Zoom)で開催した。今回は、英語の学術論文でよく使われる表現を紹介する実践的な講座であり、昨年10月に実施した「入門編」(2020年度第1回)の姉妹編として位置づけられた。
 講座には文学研究科に在籍する院生を中心とするキャリア初期研究者6名が参加した。冒頭に人文研副所長であるライアンスティーブン先生よりご挨拶いただいた。ライアン先生は、英語での論文発表の重要性を述べたうえで、人文研の研究誌である『WASEDA RILAS JOURNAL』の最新号を事例に、当該ジャーナルの構成、募集から刊行までのスケジュールを紹介した。
 その後14時50分から16時15分まで、WASの講師であるPeter Chin先生より、人文・社会科学分野の論文を書く際に必須の語彙、フレーズを中心にレクチャーをしていただいた。受講者は最初にThe Asia-Pacific Journal: Japan Focusなどのジャーナルを例に、人文社会科学雑誌論文の類型(歴史、翻訳、文学分析、書評など)について学んだ。続いて、学術用語やフレーズに関するウェブサイト上の事例を通じて、英語論文執筆に役に立つ文章の書き方を学んでいった。今回の講座ではグループワークの時間が設けられており、事前課題に関するディスカッションが行われた。また、チャット機能を用いてChin先生が質問を投げかけ、受講者がそれに回答する時間もあり、オンライン形式での開催でありながら、講師・受講者間の相互交流が積極的に行われていたのが印象的であった。今回は初めての試みとして受講者の方々にカメラをオンにしていただいたが、その反応からはアカデミックな場にふさわしい単語の選び方や表現の仕方について理解が深められたことが窺え、非常に有意義な講座であったと思われる。
                                                                        以上
                                                       (記録:張龍龍、鳩飼未緒、長谷川隆一)
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