Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

その他

小林友美(日研博士10期生)

現職:早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程学生

学部時代、留学生や地域の日本語教室のボランティアをきっかけに日本語教師を志すようになり、日本語教師養成講座を受講した。大学卒業後は、専門的に日本語教育を学習し、興味がある会話教育や談話分析について学びたいと考え日研に進学した。

日研では、基本的理論や研究方法の習得は勿論、様々なバックグラウンドを持つ院生同志で意見交換を行い、指導教授の下、自分の興味があるテーマについて研究をすることができた。また、教授の授業の参与観察や授業実践により、生きた日本語教育の場を知る機会となり、研究と実践の結びつきを学んだ。修士課程在学中には、日本語学校の非常勤講師として、修了後は、博士後期課程に進学し、早稲田大学日本語教育センターの契約講師、國學院大學の日本語講師を務めた。さらに、博士4期目には、韓国の慶星大学日語日文学科において専任講師として2年間勤務し、念願の海外経験も積むことができた。韓国では、日研の修了生が多く、海外生活や授業運営について相談する機会もあり、日研のネットワークが大変心強かった。

このように、様々な教育機関に携わることができたのは、日研での経験が基盤にあるからである。教育経験がなかった私にとって、日研とは、日本語教育の原点と言えるだろう。今後は、教育現場で応用できる具体的な提案をするために、博士論文の研究に取り組み、日本語の口頭表現の授業に貢献できるような研究成果を残すことを目指している。また、多様化している日本語教育の現状に対応できる質の高い日本語教師を目指し、精進していきたい。

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