Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

その他

演習での教授陣からの助言や メンバーとの議論を通して 「研究活動」とは何かが明確に
修士課程 梁 良さん(2021年9月入学)

※本稿は2022年度に取材し、取材当時の情報を掲載しています。
中国出身。2012年長安大学外国語学部日本語専攻卒業。中国の高校で日本語教師として6年間勤務した後、日本語能力や授業デザインのスキルを高めるために2021年9月に当研究科修士課程に入学。「中国の大学における日本語学習者の学習継続要因」をテーマに修士論文に取り組んでいる。

日本語教師をしていた中国の高校で、日本への留学を目指す生徒向けの授業をデザインする機会があり、留学経験のない自分自身の知識不足を実感しました。より高度な日本語能力や授業デザインのスキルを身につけるために、日研への入学を決めました。他大の大学院と違い、日研では1学期目は研究室に所属せず、今後の研究の方向性を熟考する時間を持てることも自分に合っていると感じました。
入学した当初は大学院での研究活動に不慣れで、戸惑うことも多くありました。しかし、演習科目で教授陣から研究計画書へのアドバイスをいただいたり、同じグループのメンバーとディスカッションしたりするなかで、「研究者」や「研究活動」とは何なのかをイメージできるようになりました。また「日本語教育実践研究(5)」では、既存の教科書にない話題をめぐって教案を作成し、授業を行うことを通して、自身のこれまでの現場経験を問い直す機会にもなりました。
日研は実践研究の科目が多く、その準備も含めて毎日が非常に多忙なため、在学中の2年間は辛く感じるときもあるでしょう。しかしその体験は一生の宝物となり、この先、それぞれの領域で活躍していく上での一助になると私は信じています。修了後は元の勤務先である中国の高校に戻る予定です。アクティブ・ラーニングの授業の進め方をはじめ、日研で学んだことを実践につなげ、さらに研鑽したいと考えています。

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