早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、豊かな文化交流事業を推進するために「村上春樹ライブラリー募金2025キャンペーン」を実施します。このキャンペーン期間中(2025年2月~3月)に下記フォームからお申し込みのうえ、3万円以上のご寄付をいただいた方には、通常の返礼品(ピンバッジ&活動報告書贈呈等)に加えて、特別イベントへご招待いたします。
先着ペア80組(160名様)限定でご参加いただけるこの特別企画。文学と芸術そして音楽が響き合う贅沢なひとときを、ぜひお楽しみください。
- 開催日時:5月17日(土)14:00-16:00
- 開 場:13:30
- 開催場所:早稲田大学小野講堂
東京都新宿区戸塚町1-103 早稲田大学27号館 地下2階 - 出 演:山本容子(トーク)、大萩康司(ギター)、波多野睦美(メゾソプラノ・朗読)、ロバート キャンベル(司会・トーク)
- 主 催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 申込締切:3月31日(月)23:59まで
※定員に達したため、募集を締め切りました。
※寄付受付順ではございません。下記申し込みフォームの受付順になります。 申込方法:2月5日(水)10:00から受付を開始します。下記留意事項をご確認のうえ、お申し込みください。
※身体機能等の障がいや疾病等により、ご参加に際して配慮をご希望の方は、可能な限りお早めにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
イベント概要
本イベントは、詩画集『プラテーロとわたし』(J Rヒメネス=作 波多野睦美=訳 ⼭本容⼦=銅版画、2019年刊 理論社)を中心に開催されます。スペインの詩人フアン ラモン ヒメネスの散文詩と⼭本容⼦さんの銅版画が織りなすこの美しい作品には、イタリアの作曲家カステルヌオーヴォ テデスコによるギターと朗読のための楽曲が寄り添います。<詩、音楽、絵>が一体となった、特別なひとときをぜひお楽しみください。
プログラム
- トークセッション(45分)
銅版画家 山本容子さんとロバート キャンベル早稲田大学特命教授が繰り広げる対話。創作の背景や作品の魅力を深掘りする特別なセッションです。 - 音楽&朗読パフォーマンス(60分)
大萩康司さんの繊細なギターの音色と、波多野睦美さんの心を震わせる美声、さらに朗読が織りなす感動のステージ。
留意事項
- 上記申し込みフォームからお申込みのうえ、ご寄付(3万円以上)をお願いいたします。
- ペア(2名1組)での招待となりますが、1名様での参加も可能です。その場合であってもご寄付額(3万円以上)の変更・返金はありません。
- 上記申し込みフォームへのご入力と、ご寄付のお申込みの両方が確認できた時点で参加が確定となります。参加確定となった方に、イベント当日のご案内のメールを改めてお送りいたします。
- ご寄付は銀行振込のほか、クレジットカード決済などがご利用いただけます。詳細はこちらをご確認ください。
- ご寄付完了後の返金は致しかねますのでご了承ください。(事情によりイベントにご参加いただけなかった場合でもご返金はできませんのでご注意ください)
- 定員に達した場合、お申し込みされてもご参加いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
- 参加者の振り替えや招待状の転売・譲渡は禁止とさせていただきます。
- 開催者側で撮影または録画することがあり、収録した画像または動画を後日、国際文学館または開催に協力をした第三者のウェブサイトを通じて公開する場合があります。予めご了承ください。
- 後日、本学学生を対象とした参加申込み受付(無料)を行う予定です。詳細が決まり次第、国際文学館ウェブサイトにてご案内いたします。
出演者
山本容子
1952年埼玉県生まれ、大阪育ち。銅版画家。 京都市立芸術大学西洋画専攻科修了後、’78年日本現代版画大賞展西武賞、’92年『Lの贈り物』(集英社)で講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。’07年京都府文化賞功労賞、’13年京都市文化功労者。主な展覧会として、’02-’03年「山本容子の美術遊園地」展(伊勢丹美術館他全国10美術館を巡回)、’09年「YokoYamamoto’s Princesses」(Agenzia04/イタリア・ボローニャ)、’09-’10年「不思議の国の少女たちー山本容子のワンダーランド」展(ふくやま美術館、埼玉県立近代美術館)など多数。都会的で軽快洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。絵画に音楽や詩を融合させ、ジャンルを超えたコラボレーションも展開。その他数多くの書籍の装幀、挿画をてがける。さらに’05年からは“ホスピタル・アート”に取りくみ、医療現場での壁画制作にも活動の場を広げている。
大萩康司
フランスのパリ・エコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院、イタリアのキジアーナ音楽院で学ぶ。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位、及び審査員特別賞受賞。2000年ビクターエンタテインメントより専属アーティストとしてCDデビュー。2003年ワシントン·ケネディ·センター初公演はインターネットで全世界同時配信された。2005年キューバ音楽見本市「CUBADISCO 2005」に邦人クラシック·ギタリスト初出演、2010年国際交流基金によるカナダ5都市ツアー、2014年モスクワ、台湾、コロンビアでの国際ギターフェスティバル、日・玖国交400年記念事業公演、2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏、2015年から3年ハクジュホールでのセルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるC=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との世界初演(2017)などギターの可能性を追い続ける。秋吉台国際芸術村のミュージック・アカデミーで後進の指導にも力を注ぐなど、国内外で活動を展開。「NHKトップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「クラシック倶楽部」「らららクラシック」「情熱大陸」「題名のない音楽会」「たけしの誰でもピカソ」等メディア露出も多数。2000年デビュー以来20枚以上のCD、2枚のDVDをリリース。第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。大阪音楽大学、及び洗足学園音楽大学客員教授。
波多野睦美
メゾ・ソプラノ
シェイクスピア時代のリュートソングでデビュー。以来、バロックオペラやオラトリオ作品のソリストとして、またリサイタル歌手として数々の公演で高い評価を得る。2005年より王子ホール主催のシリーズを開始、〈歌曲の変容〉と題し多彩なレパートリーで声と歌の可能性を探っている。2008年より作曲家・ピアニストの高橋悠治と共演を続ける。CD作品は幅広いジャンルにわたり多数。舞台プロデュースではディケンズ「クリスマス・キャロル」を音楽とダンスで綴る作品の脚本、演出、演奏を手がけ好評を得た。
ロバート キャンベル
早稲田大学特命教授、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問、東京大学名誉教授。ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。 主な編著に『戦争語彙集』(岩波書店)、『よむうつわ』(淡交社)、『日本古典と感染症』(角川ソフィア文庫、編)、『井上陽水英訳詞集』(講談社)、『東京百年物語』(岩波文庫)等がある。
この件に関するお問い合わせ
早稲田大学国際文学館事務局 email:wihl-koubo★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)