小澤身和子×斎藤真理子「翻訳家ふたりが語る『ベル・ジャー』」12月6日(金)開催
『ベル・ジャー』(シルヴィア・プラス)の刊行を記念し、本書の翻訳を担当した小澤身和子さんと、翻訳家の斎藤真理子さんのトークセッションを行います。
クロエ・モレッツ、ラナ・デル・レイなど、名だたる著名人が影響を受けたと公言する、詩人シルヴィア・プラスが唯一書き残した長編小説『ベル・ジャー』。現在4刷*を記録している本書は海外文学としては異例の盛り上がりを見せています(*11月5日時点)。
日本だけでなく全世界で読み継がれている大ベストセラーですが、約60年前に書かれた女子大学生の美しくも鬱屈とした感情を率直につづった本がなぜ現代でも読まれているのか?
学生時代からこの作品を訳してみたかったという小澤さんと、大ヒット作『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ)や、つい先日ノーベル文学賞を受賞したハン・ガン氏の翻訳を手掛け、書き手として著作も上梓する斎藤さん。
お二人に、“いま、『ベル・ジャー』を読むこと”についてお話いただきます。
また、「翻訳家」という仕事についても語っていただきます。翻訳小説だけでなく、翻訳に興味がある方にもおすすめです。
- 開催日時:12月6日(金)18:30-20:00
- 開 場:18:00
- 開催場所:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下1階
- 言 語:日本語
- 主 催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 入 場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)
- 参加募集締切:11月18日(月)23:59まで【受付終了】
- 応募方法:
◆一般の方はこちら
◆早稲田大学学生・教職員はこちら
※身体機能等の障がいや疾病等により、ご参加に際して配慮をご希望の方は、可能な限りお早めにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
講演者
小澤身和子

©️Samson Yee
東京大学大学院人文社会系研究科修士号取得、博士課程満期修了。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士号取得。「クーリエ・ジャポン」の編集者を経て翻訳家に。訳書にリン・エンライト『これからのヴァギナの話をしよう』、ウォルター・テヴィス『クイーンズ・ギャンビット』、カルメン・マリア・マチャド『イン・ザ・ドリームハウス』、デボラ・レヴィ『ホットミルク』、ニナ・マグロクリン『覚醒せよ、セイレーン』、デルモア・シュワルツ『夢のなかで責任がはじまる』など。
斎藤真理子

撮影:増永彩子
韓国語翻訳者。主な訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ファン・ジョンウン『ディディの傘』、李箱『翼 李箱作品集』、ハン・ガン『別れを告げない』など。絵本の訳書にアンニョン・タル『すいかのプール』。パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳)で第一回日本翻訳大賞受賞。著書に『韓国文学の中心にあるもの』『本の栞にぶら下がる』『隣の国の人々と出会う: 韓国語と日本語のあいだ』。
留意事項
- 当選した方(ご来場いただける方)には、11月22日(金)までに、応募の際に登録されたメール宛にご連絡いたします。”waseda.jp”からのメールを受け取れるようにしておいてください。当選しなかった方には、結果通知はいたしません。
- 当選者の振り替えや招待状の転売・譲渡は禁止とさせていただきます。
- 当日は、当選通知のメール・氏名の確認をもって本人確認を行います。
- イベントの様子を撮影、録画することはご遠慮ください。
- 開催者側で撮影または録画することがあり、収録した画像または動画を後日、国際文学館または開催に協力をした第三者のウェブサイトを通じて公開する場合があります。予めご了承ください。
この件に関するお問い合わせ
早稲田大学国際文学館事務局 email:wihl-koubo★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)