イタマール・ヴィエイラ・ジュニオールさん 講演と朗読「過去を耕す:脱植民地文学の視点」(Authors Alive!~作家に会おう~)開催について
早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)では、2021年の開館以来、作家を招いて朗読や対談などを行う、入場料無料のイベント「Authors Alive! ~作家に会おう!」を開催しています。
この「Authors Alive! ~作家に会おう!」は村上春樹さん発案によるイベントで、昨2022年においても、7回行われました。
2023年度もひきつづき、さまざまな形式で、魅力的な作家の方々をお招きしたイベントを開催してまいります。
きたる4月12日には、ブラジル人作家のイタマール・ヴィエイラ・ジュニオール(Itamar Vieira Junior)さんをお招きし、「過去を耕す :脱植民地文学の視点」と題した講演会を行います。
イタマール・ヴィエイラ・ジュニオールさんは、ポルトガル語により書かれた文学の主要な賞を受賞、20 言語以上に翻訳されたことにより、ブラジルのみならず世界中で成功を収めていらっしゃるブラジル人作家です。
このたび、2018年に出版された小説『曲がった鋤』が昨年邦訳されたのをうけて来日、各所でイベントが予定されています。(下記のリンクをご参照ください)
国際文学館では、講演のほか自作の朗読を行っていただき、訳者の武田千香さん(東京外国語大学教授)と全体の進行を務めるペドロ・エルバーさん(本学・国際教養学部教授)との鼎談も行われる予定です。
開催にあたって、感染拡大防止対策をとりながら、作家を囲んでのイベントにふさわしい会場設営を行いますので、入場者数を限定した上で、一般の方および本学学生に、以下の要領で参加者を公募します。
◎作家紹介
イタマール・ヴィエイラ・ジュニオール:1979年、ブラジルのバイーア州都サルヴァドール生まれ。バイーア連邦大学にてアフリカ民族学で博士号を取得。国立植民農地改革院での勤務経験をもとに小説『曲がった鋤』を執筆、2018年にポルトガルのレヤ賞を受賞し、同年に出版。ブラジルでは2019年に刊行され、ジャブチ賞とオセアーノス賞を受賞。 *著書、関連イベントについて |
講演と朗読「過去を耕す:脱植民地文学の視点」
- 開催日時:4月12日(水)17:00-19:00
- 開 場:16:40
- 開催場所:早稲田大学国際文学館(4号館)
東京都新宿区西早稲田1-6-1 - 出 演:
イタマール・ヴィエイラ・ジュニオール
聞き手:武田千香 東京外国語大学教授
進行:ペドロ・エルバー 早稲田大学国際教養学部教授
*使用言語:ポルトガル語、日本語 - 入 場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)
- 参加募集締切:4月10日(月)23:59
- 応募方法:
◆一般の方は こちら
◆早稲田大学学生・教職員等はこちら - 当選結果について、イベント開催の前日までにメールでご連絡いたします。また当日本人確認をいたします。
- 主 催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 共 催:ブラジル大使館
柳井イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト - 協 力:ブラジル外務省ギマランイス・ホーザ文化院
- 公募に関するお問い合わせ
早稲田大学国際文学館事務局 email:wihl-koubo★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)
<留意事項>
- 当選者の振り替えや招待状の転売・譲渡は禁止とさせていただきます。
- 当選しなかった場合、結果通知はいたしません。
- 当日、当選通知のメールと免許証または保険証等(早稲田大学学生は学生証)をもって本人確認を行います。
- 当日、イベントの様子を撮影、録画することを禁止します。
- イベント当日は開催者側で撮影または録画することがあり、収録した画像または動画を後日、国際文学館または開催に協力をした第三者のウェブサイトを通じて公開する場合があります。予めご了承ください。
<注意事項>
(新型コロナ感染症防止対策をとっています。必ずお読みください。)
- 公演当日、以下の項目に該当されるお客様は当日のご来場をお控えください。
・体調のすぐれない方、発熱や咳、全身痛、倦怠感等、風邪の症状が少しでもみられる方
・咳、くしゃみ、鼻水などにより、周りのお客様を不安にさせてしまう可能性のある方
・薬等の服用により、上記症状を一時的におさえている方、新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
・同居するご家族、ご友人、勤務先、学校等にて、新型コロナウイルス感染症感染者がいる方 - 入場時の手指消毒にご協力ください。
- ご入場後に体調を崩された場合は、速やかにスタッフにお申し出ください(症状によりご退場をお願いする場合もございます)。
- 公演中、場内は常に換気状態を保ちます。
- 場内での大声によるご歓談はご遠慮ください。
※今後、厚生労働省及び行政機関また各自治体の指導により運営上のルールやガイドラインを変更する可能性がございます。