The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library)早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)

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WIHL/柳井イニシアティブ読書研究会 参加者募集(12月18日開催)

早稲田大学国際文学館(WIHL)と柳井イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクトは、読書研究会を発足したことに伴い、参加者を募集いたします。WIHL/柳井イニシアティブ読書研究会は、活気ある研究者とともに、日本研究、世界文学、翻訳研究、世界文化研究の分野を形成する最近話題のモノグラフを読み、議論することを目的としています。毎回1冊の本を取り上げ、その本の著者を特別ゲストとして招きます。世界中から参加者を募集いたしますが、応募者が多い場合には抽選で15名とさせていただきます。
どなたでも応募可能です。大学院生や若手研究者は歓迎します。
参加者には事前に、研究会で使用する本もしくはデジタル版を一冊ご用意いたします。

記念すべき第1回目の読書会を12月18日(土)に開催いたします。英語と日本語で実施いたします。
今回はシドニー大学のRebecca Suter博士をゲストに招き、『Two-World Literature: Kazuo Ishiguro’s Early Novels』(ハワイ大学出版、2020年)を読んでいきます。この本の中で、Suter教授は、イシグロ氏の指摘によって読者は支配的な「one-world」の考え方に単純に依存しないようにと主張しています。個々人と集団のアイデンティティー、個人的な記憶と歴史的な記憶、さらに影響力と行為主体性における相互関係の複雑さを理解し、より微妙な人間の経験による「two-worldの評価」を獲得しないようにと主張しています。

この読書会は、著者とのQ&Aが目的なのではなく、『Two-World Literature』が現在の研究活動に与える影響と、参加者の今後の研究に新しい道を切り開いていく方法について議論していきます。

概要
  • 開催日時:12月18日(土)12:00pm (JST)
  • 会  場:Zoom
  • 申し込み締切:11月15日(月)11:59  (11月19日(金)に結果を通知)
  • 申し込みリンク:https://forms.gle/bQbKrPFPkKzLmmXE7

※お申込みの際にご記入いただいた個人情報は、今回の読書会に関しての連絡にのみ使用し、これらの利用目的以外では使用いたしません。次回以降の読書会に参加する際には、新たに申し込みリンクより申請していただきます。

問い合わせ

柳井イニシアティブ(山嵜):[email protected]

柳井イニシアティブ:http://yanai-initiative.ucla.edu/ja
早稲田大学国際文学館:https://www.waseda.jp/culture/wihl/

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