早稲田大学歴史館(以下「当館」と言います。)では、所蔵資料のうち第三者によって創作された著作物(以下「第三者著作物」と言います。)であり、かつ現時点で文化資源データベースにおいて画像を提供していない資料等について、以下の方針に基づき対応しています。ご利用の際には、各項目の内容をよくご確認ください。
1. 閲覧
- 第三者著作物ではない資料等と同様、資料利用内規に基づき閲覧提供の可否を判断します。
- ただし著作権者が不明な資料等(オーファンワークス)について、法的な判断を当館が行うことはなく、あくまで利用者の責任においてご覧いただく形となります。注記をご参照ください。
2. 複写
「個人の調査研究」ではない場合、当館による許可の前提として、著作権者等からの許諾が必要です。
- 第三者著作物ではない資料等と同様、資料利用内規に基づき複写の可否を判断します。
- ただし「個人の調査研究」を目的とした複写に限られます。すなわち利用者個人が、自己の学術的・業務上の調査研究のために利用する場合に限り、複写が許可されます。目的が「個人の調査研究」ではない場合、例えば調査研究の成果が法人の業務活動や営利目的に直接資する場合、当館による複写許可の前提として、著作権者または権利継承者から直接、明示的な許諾を得てください。
- 複写物の第三者提供・再販売・再頒布を目的とするなどの場合、複写は認めません。
- デジタルカメラでの撮影に限ります。撮影後、すべての撮影データを当館にも提供するとともに、当館における自由な利用を認めるものとします。
3. 複写物の転載・再利用
当館による許諾の前提として、著作権者等からの許諾が必要です。
- ご自身の利用によって作成した複写物について、転載・展示・再配布・出版・SNS等での公開といった二次利用を希望される場合は、あらかじめ著作権者または権利継承者から直接、明示的な許諾を得てください。
- そのうえで「利用案内」所載の手続きに従い、著作権者等からの転載許可書を添付のうえ、当館様式3「出版掲載等利用承認申請書」にて当館宛にご申請ください。なお当館の審査は、著作権者または権利継承者からの転載許可とは独立して行われます。
- 当館所蔵資料の転載・公開によって生じた法的問題について、当館は一切の責任を負いません。
- 複写物を翻刻し、テキストとして利用する場合については、当館は関与せず、また法的責任も負いかねます。
【注記】当館所蔵資料のうち著作権者が不明なもの(いわゆるオーファンワークス)について
当館では、以下の方針に基づいて取り扱います:
- 当館は当該資料の著作権者ではありませんが、所蔵者としての立場から、資料の利用に対して制限を設ける権利を留保します。
- 著作権者の特定、連絡、または仲介に関するサービスは一切行いません。
- 著作権の有無、存続期間、消滅時期、または権利の帰属先に関する判断や情報提供は、当館では行いません。
- 当該資料の利用に伴い、著作権侵害その他の法的問題が発生した場合でも、当館は一切の責任を負いません。利用に際しては、すべて利用者ご自身の判断と責任において行ってください。