まづはじめに、拙文の題名の一流ということについてコメントしておきたい。これはお金中心の経済学の効率性のものさしではかるのではなくて、人間中心の経済学の人間性、経済性、社会性の学際的ものさしではかるのである。
私は昭和41年(1966年)早稲田大学社会科学部に嘱任されて以来、社会科学部、商学部、政経学部(2年間だけ)、そしてテーマカレッジ(資本主義と福祉社会の共生)で演習を担当してきた。
早稲田大学歴史館は、歴史資料を収集・整理・保存・公開するアーカイブズであると同時に、教育研究・学生・卒業生の活動に関する展示を行う博物館として、建学以来の個性と越境性を広く世界に発信しています。