1966年に発足した社会科学部は今年で創立30周年を迎えることになった。学部設立時からその成長期をともにしてきた者として、特別の感慨を禁じ得ない。
1966年学部の発足当時の専任教員は35名であったが、当時の教員のうち今は7名が残るのみである。現在教員数はすでに60名を越えてますます世代交代は進み、大学院社会科学研究科も設立されて、学部としてはいよいよ本格的な成熟期に入ったといえる。
早稲田大学歴史館は、歴史資料を収集・整理・保存・公開するアーカイブズであると同時に、教育研究・学生・卒業生の活動に関する展示を行う博物館として、建学以来の個性と越境性を広く世界に発信しています。