今年度から『社会科学部報』を発行することにした。当分は年二回の予定である。学生諸君へのコミュニケーションの一助となることを意図するものである。
数年前までは、学生諸君に対する大学のコミュニケーションの手段は全く欠如していた。それのみならず、大学の教職員に対するコミュニケーションの方法も殆ど講じられてはいなかった。われわれ教職員は学問的大学新聞によって大学の事情や方針等を知るのみであった。知るというよりは推測するのみであった。
早稲田大学歴史館は、歴史資料を収集・整理・保存・公開するアーカイブズであると同時に、教育研究・学生・卒業生の活動に関する展示を行う博物館として、建学以来の個性と越境性を広く世界に発信しています。