
2025年度木野邦器氏寄贈髙田早苗書額「春風花草香」
2025年12月9日、早稲田大学歴史館は木野邦器教授より髙田早苗書額をご寄贈いただきました。
木野教授の指導教員・宇佐美昭次本学名誉教授(応用生物化学研究者)より引き継いだ書とのことで、丁寧に表装されており、大変状態の良い資料です。「春風に花草香る」という詩は、早稲田大学の応用生物化学研究が育む草花の香りを想起させます。
木野邦器教授からのメッセージ
寒い冬が過ぎ、春の訪れが近づいてくると、それを待ちかねていた草木は自らが蓄えていたエネルギーを発散させるかの如く、いっせいに芽吹き、新たに緑の葉をつけ、陽の光をいっぱいに浴びて成長し、色鮮やかなさまざまな花を咲かせる。あたりは草花の香りに包まれて、生き物たちもそれぞれに活動を起こし、自然はいつものように大きく躍動をはじめる。「春風花草香」という言葉には、このように、自然の持っている生命力と持続的な再生力、そして未来への可能性を感じます。
春は別れと出会いの季節ですが、大学を卒業して社会に旅立つ学生が、この詩のように、多くの社会課題を抱えている現在社会に咲く花となって、希望の香りを世界に運んでくれることを願っています。
早稲田大学理工学術院
木野邦器
















