基本情報
- 会期
【前期】2024年5月13日(月)~6月18日(火)
【後期】2024年6月20日(木)~8月4日(日) - 時間
10:00~17:00 - 休館日
詳細はこちら - 会場
會津八一記念博物館 1階 會津八一コレクション展示室 - 入館料
無料 - 展示リスト
- ポスター
概要
観仏とは、仏を心に抱くことを、三昧とは、心を静めて一つの対象に集中した状態のことをいいます。『観仏三昧海経』などに説かれる「観仏三昧」は、いうなれば一心にほとけをみることともいえましょう。
會津八一コレクション展示室ではこのたび、2012年に開催した“観仏”ならぬ『館仏三昧』を継ぎ、特集展示『館仏三昧Ⅱ』を開催いたします。會津八一はかつて、美術史の研究と教育には、作品と直に接することが不可欠であるとして「実学論」を唱えました。そうした會津八一の基本姿勢に基づき、本特集展示では当館所蔵品を通して、幅広い時代と地域で生み出された仏教美術を展観いたします。
インドで誕生した仏像が、中国・朝鮮半島を経て日本まで東漸、そしてまた、東南アジアへ南伝する軌跡。おなじみの、あるいは知られざる“館仏”に囲まれ、心ゆくまで三昧の境地をご堪能ください。
展示作品(一部紹介)

仏伝図 クシャーナ朝(2~3世紀)

帝釈天立像 室町時代(15〜16世紀)

法華経絵 応永27~28年(1420~1421)

菩薩坐像 ネパール(16世紀)

如来坐像 朝鮮時代(17世紀)