2008年度に開催された、早稲田大学會津八一記念博物館の企画展「服部コレクション 鏡の世界」の展覧会図録です。
服部和彦氏のコレクションの鏡は、356面というその数もさることながら、中国を中心に日本、朝鮮、西アジアなど幅広い地域の鏡で構成されていることが特徴です。また、多くを占める中国の鏡は、鏡背文様の美しさに加えて、戦国時代から清代のものまで、ほぼ全ての時代の特徴的な鏡を揃えています。鏡の変遷を通覧することができる点で非常に貴重であり、学術的価値も高く評価されるものです。
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