2014年度に開催された、早稲田大学會津八一記念博物館の企画展「北蓮蔵 渡欧期の肖像画 」の展覧会図録です。
北蓮蔵は、一般的な知名度は低い洋画家ですが、明治期の白馬会、大正・昭和期には文展・帝展に出品し、無鑑査出品資格も得ていた画壇の重鎮の一人でした。滞欧期の肖像画の多くは、従来公表されることがなく、日本近代美術史の専門家の目からも見過ごされてきた作品群であったと言って過言ではありません。
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