Aizu Museum早稲田大学 會津八一記念博物館

News

ニュース

【特集展示】「奥村秀雄氏書写『東大寺献物帳』」2025年10月6日(月)~2025年12月7日(日)

基本情報

  • 会期
    2025年10月6日(月)~2025年12月7日(日)
  • 時間
    10:00~17:00 ※入館は16:30 まで
  • 休館日
    詳細はこちら
  • 会場
    會津八一記念博物館 1階 會津八一コレクション展示室
  • 入館料
    無料
  • ポスター

概要

このたび早稲田大学會津八一記念博物館では、奥村秀雄氏よりご寄贈いただいた『東大寺献物帳』(原本正倉院蔵)書写本の受贈を記念し、特集展示を開催いたします。

正倉院宝物の歴史は、天平勝宝八歳(756年)に光明皇后が聖武天皇の七七忌に際し、遺愛の宝物と薬物を東大寺盧舎那仏に奉献したことに始まります。以後も三度の追加献納が行われ、その都度目録が作成されました。これらの目録は、その外題や内容などから「国家珍宝帳」「種々薬帳」「屏風花氈等帳」「大小王真跡帳」「藤原公真跡屏風帳」の通称で知られており、一般的にはそれらを総称して『東大寺献物帳』と呼びます。

今回展示する『東大寺献物帳』書写本は、長年にわたり東京国立博物館で大仏蓮弁刻画や正倉院宝物研究を担われ、また本学第一文学部や日本女子大学でも教鞭をとられた奥村秀雄氏によって書写されたものです。用紙の選定、天皇御璽の模刻押印、表装の仕立てにいたるまで、原本にできるだけ忠実に制作された全巻の書写本は稀であり、原本が一般に公開される機会がほとんどない中で、貴重な存在といえるでしょう。

本展覧会では、『東大寺献物帳』書写本を全巻公開するとともに、聖武天皇や東大寺に関する当館所蔵資料も併せて展観いたします。正倉院宝物の精神と歴史の一端をご堪能いただけましたら幸いです。

展示作品(一部紹介)

奥村秀雄書写 東大寺献物 国家珍宝帳(部分)

奥村秀雄書写 奉廬舎那仏種々薬帳(部分)

Dates
  • 1006

    MON
    2025

    1207

    SUN
    2025

Place

會津八一記念博物館 1階 會津八一コレクション展示室

Tags
Posted

Thu, 18 Sep 2025

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる