基本情報
- 会期
2024年3月1日(金)~4月28日(日) - 時間
10:00~17:00 - 休館日
詳細はこちら - 会場
會津八一記念博物館 2階 グランド ギャラリー、1階 會津八一コレクション展示室 - 入館料
無料 - 展示リスト
- 図録「小野義一郎コレクション オリエントへのまなざし -古代ガラス・コプト織・アジア陶磁-」販売中
概要
オリエントと呼ばれる西アジア地域は、古代にメソポタミア文明やエジプト文明が生まれ、その後もシルクロードの中継地として長く東西を結ぶ要地であり続けました。「オリエント」は太陽の昇る方向=東方を意味するラテン語のOriensに由来し、広義では、西洋に対して東アジアや東南アジアまでを含めたアジア全域を指す言葉としても用いられています。
実業家・小野義一郎氏(1918-2007)は中国大陸の先に広がるオリエントに憧憬し、300点を超える工芸資料を蒐集されました。本展では、当館へ寄贈された小野義一郎コレクションの中から西アジアの古代ガラスやイスラーム陶器、エジプトのコプト織、東南アジアの陶磁など約80点を展観します。氏が賞翫を通じて想いを馳せたオリエントの魅力をお楽しみください。
展示作品(一部紹介)

鋳造パテラ形杯 東地中海沿岸 前1~1世紀

ラスター彩兎文把手付壺 イラク 9~10世紀

コプト織 4人の聖人 6~7世紀

黒褐釉象形壺 カンボジア 12~13世紀