2011年度に開催された、早稲田大学文化推進部・會津八一記念博物館の企画展「埼玉県鶴ヶ島市寄贈 オセアニア民族造形美術展」の展覧会図録です。
パプアニューギニア・セピック川流域の彫像類を中心に、島嶼部やニューギニア高地の資料などを紹介します。パプアニューギニアの民族芸術は、世界的にみても貴重な原住民芸術の資料として注目されています。現地ではキリスト教や貨幣経済の導入により、伝統的な信仰や生活が徐々に失われつつありますが、同コレクションは質・量ともに国内有数と言えます。
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