2017年度に開催された、早稲田大学會津八一記念博物館の企画展「富田万里子コレクション 長崎版画展」の展覧会図録です。
長崎版画は18世紀半ばから明治時代まで、長崎で制作された版画です。その題材となったのは長崎に来航した外国人や外国船で、異国情緒を感じさせる土産物として江戸時代に海外貿易が行われた長崎で販売されていました。富田万里子コレクションの長崎版画は、現代において個人で集められたコレクションとしては、大変貴重なものです。
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