Waseda University Junior High School早稲田大学 高等学院 中学部

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中学3年宿泊研修の報告 -長崎・佐賀で感謝、平和、共存、技術・・・について考える

(全体報告)

10月9日からの研修の学習は、長崎の原爆資料館から始まりました。被爆者の方の講話やボランティアの方々の説明から、戦争の悲惨さや「平和」への意識が感じ取れました。この思いは僕たちの世代が後世に語り継ぎ、二度と同じ過ちを起こしてはいけないと強く感じました。佐賀では、佐賀城や龍泰寺、大隈重信公の生家、大隈重信記念館で佐賀の発展を見られました。龍泰寺では大隈重信公のお墓でお線香を立てさせていただきました。

この研修は、台風の影響で延泊することになりました。しかし、延泊によって吉野ケ里遺跡にも行けました。遺跡のすべては見られませんでしたが、昔の集落の様子を学べました。さらに、福岡の太宰府天満宮にも行きました。僕は、ここのお守りを持っていてご利益を得ていたので、感謝を伝えられて良かったです。これからも勉強への支えとしてこの経験を大切にしたいです。

台風の影響で行程は3泊4日が5泊6日になり、旅行会社の方や急遽宿泊させていただいたホテルの方々などたくさんの人に助けられ、延泊中も有意義な時間を過ごせました。本当に感謝しています。

研修では、状況に合わせて自分で考え、仲間と協力することが求められました。長崎・佐賀そして福岡でしか味わえないことを、しっかりと学べたと思います。研修で感じたこと、学んだことがたくさんありました。これらは今後につながるものだと思います。今回の研修のように、これからの学校生活も楽しく実りのあるものにしていきたいと思いました。

(3年 小泉)

 

(長崎・平和学習報告)

この研修旅行は「平和」について考える機会になった。特に一日目の被爆講話が心に残った。この話では、戦争時の様子について話していただいた。その中で僕は「母の死を聞いても悲しみがわかなかった」という言葉がとても印象的だった。私はこの言葉を聞いて不思議に思った。それは私が今まで人は肉親が死んでしまったら無条件に悲しくなると思っていたからだ。しかし、話を聞いていくうちになぜそのような状態になってしまったか少しわかった。私は「戦争」や「原爆」によって地獄と化してしまったことによって、考えや感情が目の前の惨状に追いつけなかったからだと思った。戦争には人の感情さえも壊してしまう凄まじい負のエネルギーがあることがわかった。普段からあたりまえの毎日に感謝し、一生懸命生きていかないといけないと強く感じた。

(3年 山本)

 

(長崎・班別研修報告)

2日目の班別研修で「長崎と異文化」をテーマに長崎市内を見てまわった。グラバー園では幕末、明治の日本と海外のつながりを、孔子廟・中国歴代博物館と旧香港上海銀行長崎支店記念館では日本と中国のつながり、出島では江戸時代の日本とオランダ、日本二十六聖人記念館ではキリスト教禁教期の日本について学んだ。

このように長崎は昔から異文化が多く入ってきていて、今なおその文化が根付いていることがわかった。長崎は江戸時代、唯一の海外との玄関口として発達してきた。その名残が今に伝わっているのである。長崎県の方々の県民性は他の地から訪れた人々を受け入れ続けることで作られた。長崎という場所で生まれた、新しい文化を受け入れ、共存していくという仕組みは、宗教や異文化間の戦争がたえない今の社会問題の解決法ではないかと考えた。

(3年 石川)

 

私は「長崎の街に溶け込んだ異文化」というテーマについて検討するために、長崎市内のとあるスーパーマーケットを調査した。日本が鎖国していた江戸時代、長崎は国内唯一の貿易の窓口として、外国からたくさんの異文化を取り入れた。スーパーを調査することによって、現在の長崎に当時の生活の名残を見出すことができると考えたのである。しかし調査の結果は長崎のスーパーと東京のスーパーとには大きな違いがないというものであった。以上より、私は長崎に伝わった異文化は時代とともに町に溶け込んだと考えた。

異文化を取り入れ、そしてそれが溶け込んだという事実は、現在の外国人労働者の問題にも通じるものがあるのではないだろうか。日本には外国人との共生に抵抗を持つ人もいるが、江戸時代の長崎を見るとこの考えは見直さなければならないと思った。

(3年 澤田)

 

(佐賀・コース別研修報告)

佐賀コース別研修は、4人程度のグループになった生徒たちが自分たちでコースを考えて、その後、佐賀県東京事務所の方や旅行会社の方などの投票で選抜された4グループのコースを実行するというものです。僕たちのグループはそのうちの一つに選抜されました。しかし、コースを完成させるまでがとても大変で、見学場所の時間配分や食事する場所の決定など細かなところを約1年かけて作りました。それだけにコース別研修当日はとてもワクワクしていました!

僕たちのグループは「佐賀の水」というテーマをかかげて、有明海の干潟体験、農業用のクリークについての学習、滝での記念撮影などをコースにしました。干潟ではムツゴロウなどの生物と触れあうこともでき、設備も充実していたので快適に学習できました。クリーク公園では市の職員の方のお話も聞け、昔ながらの風景に触れることができました。くど造りの家や農具など普段見ることのできないものを見られました。

他のグループは「佐賀の貿易」、「佐賀の歴史」、「有田焼」をテーマにしていて、茶入れ体験や有田焼の絵付け体験など楽しそうな見学場所をたくさん盛り込んでいました! 生徒自身で考えるので、先生たちが考えたコースとは違う、新鮮味のあるコースがあるのが魅力でした。

(3年 高野)

 

私は、佐賀のコース別研修で三重津海軍所跡と佐野常民記念館に行った。佐野常民は、柔軟でかつしっかりとした頭の持ち主だったということを学んだ。最近ノーベル賞をとられた吉野さんも佐野常民と同じような頭の持ち主であると聞き、とても納得した。そのような佐野常民や鍋島直正が率いた佐賀藩の技術の高さも学んだ。三重津海軍所跡では、VRで見た造船の仕組みが印象に残った。潮の満ち引きを上手く考え、V字のように掘った土地に船をつなげて作っていた。とても効率のよい考えで、そのような柔軟な考えが、佐賀藩の技術に表れていると思った。佐賀藩の革命がなければ、当時欧米に完全な植民地にされていたかもしれないと考えると、佐賀藩の偉大さや発展的な考えがとても感動的に思えた。そして、私も佐野常民のような頭を持って生きていきたいと思った。

(3年 滝)

 

1日目「長崎・平和学習」

2日目「長崎・班別研修」

3日目「佐賀・コース別研修」

4日目「佐賀・早稲田学」

5日目「福岡・太宰府天満宮」

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