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創造4年生、奨学金で留学決断 年間最大100万円 返済不要で学業充実

何かとお金のかかる大学生活。入学後にも、経済的な事情から奨学金が必要になる学生がたくさんいます。最近では奨学金を返済できず、自己破産に陥るといったニュースも報道されていますが、約150種類に上る早稲田大学の学内奨学金は全て返済の必要がない給付型で、在学中に申請できるものも多数あります。また、民間奨学金にも多くの給付型があり、学内奨学金との併用も可能です。今回は大学入学後に奨学金を申請し、給付を受けている学生に話を聞きました。

奨学金の採用が留学決断への後押しになりました

創造理工学部 4年 稲垣 直人(いながき・なおと)

西早稲田キャンパス63号館にて

受給中の奨学金
民間奨学金 公益財団法人鹿島育英会 学力優秀でありながら経済的理由により修学が困難な学生を援助する、給付型の奨学金。創造理工(建築・社会環境工学科)の3年生対象。年間60万円×2年間。
過去に受給した奨学金
学内奨学金 大隈記念奨学金 学業成績を重視して選考する、給付型の奨学金。奨学金額・選考方法は各学部により異なる。稲垣さんの受給時は年間100万円(現在の奨学金額は年間40万円)。

父の退職と転職で一時的に家計の収入が減ってしまったこと、また留学を検討していたことから、1年次の2月に奨学金登録をしました。学業成績が良かったので行けるかなという思いはありましたが、7月に大隈記念奨学金の採用が決まったときは、その金額に驚いたというのが正直な感想です。

奨学金をいただいたことで夏休みから本格的に留学の準備を始めました。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)への交換留学が決まり、3年次の8月から1年間、専門の土木工学を学びました。理工学部から長期留学する人はとても少ないので、出発前は情報を集めるのに苦労しましたが、留学を通して専門知識を深めることができ、有意義な時間を過ごせたと思います。

留学先のUCLAにて

実は留学に際しては、別途学外の奨学金(トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム)や、理工学術院の「派遣留学支援奨励金」(いずれも給付型)をいただくことができたので、結果的に大隈記念奨学金を留学に充てる必要はありませんでした。ですが、もし採用されていなかったら、留学することを諦めていたかもしれません。そのくらい後押しになりました。

2年前に弟も早稲田の創造理工学部へ入学して経済的負担が増えたこともあり、現在は鹿島育英会からの奨学金をいただいています。アルバイトは週1回の塾講師だけで済み、いただいたお金で研究に使用するパソコンを新調するなど学習環境も良くなって、学業に専念できています。研究に必要な1冊1~2万円する高額な専門書をそろえることもできました。また、2月からドイツへ渡り、インターンシップをすることができるのも、奨学金のおかげです。卒業後は大学院へ進み、将来的には米国で研究を続けて博士号を取得したいと考えています。

留学後には、世界各国から科学技術の素養のある学生が集まる国際フォーラム(STeLA Leadership Forum)にも参加。現在は運営スタッフとして関わっている(写真提供:STeLA)

奨学金の登録は、親とデリケートなお金の話をしなければならなかったり、必要な書類を集めたりと、初めは大変ですが、一度登録すれば翌年以降は要領がつかめて楽になります。奨学金をいただくことで私のように可能性が広がる場合もありますので、受給を検討している人はぜひ挑戦してほしいと思います。

奨学金登録について

早稲田大学では、奨学金希望者は全員定められた期日内に「奨学金登録」(必要書類の提出)が必要となります。奨学金登録学生の中から、各団体の奨学金の趣旨・出願資格に最も適した学生が選考・推薦されます。ただし、家計支持者の死亡・失職・災害による被害などの緊急の事由が発生した場合は、その都度登録が認められることがありますので、奨学課にご相談ください。

2019年度版『奨学金情報 Challenge』は各所属学術院事務所で配布中

2019年度奨学金登録についてはこちら

【次回特集予告】1月15日(火)公開「早稲田アリーナ特集」

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