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返済不要で年額最大100万円 早稲田大学の給付型奨学金に注目

近年メディアでも取り上げられることの多い、大学生の奨学金制度。返済の困難さばかりに注目が集まりがちですが、早稲田大学の学内奨学金は全て返還の必要がない給付型で、その総額は28億円ほどにも上ります。また、学内奨学金と併用できる民間奨学金にも多くの給付型があり、早稲田大学で申し込める給付型民間奨学金の総額は7億円ほどあります。今回は、大学入学後に奨学金を申請し、給付を受けている学生に話を聞きました。

奨学金のおかげで、家計急変時も以前と変わらない学生生活が送れています

文化構想学部 4年 有坂 宗大(ありさか・そうだい)

受給中の奨学金
学内奨学金 小野梓記念奨学金 経済的に困難な学生を援助することを目的とした、給付型奨学金。年間40万円。2018年度からは、新入生予約採用型と在学生向けの2種類が設置されます。
民間奨学金 牛久保・天田育英財団奨学金 経済的な理由により修学が困難な学生を資金援助する、給付型の奨学金。年間30万円。
日本学生支援機構奨学金(第一種) 卒業後に返済の必要がある貸与型の奨学金。第一種は無利子。年間36万円(有坂さんの場合)。

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父親が病気になって働けなくなってしまい、家計収入が減ってしまったため、3年次の12月ごろ、「早稲田大学緊急奨学金」を申請するために奨学課を訪れました。職員の方が大変親身に相談に乗ってくださり、奨学金登録(※)をすることにしました。市役所に行く必要があったり、親に書いてもらう書類なども多く、準備は大変でしたが、なんとか無事に登録することができました。

※早稲田大学では、奨学金希望者は全員定められた期日内に「奨学金登録」(必要書類の提出)が必要となります。奨学金登録学生の中から、各団体の奨学金の趣旨・出願資格に最も適した学生が選考・推薦されます。詳しい手続きについては、こちらをご覧ください。ただし家計支持者の死亡・失職・災害による被害などの緊急の事由が発生した場合は、その都度登録が認められることがありますので、奨学課にご相談ください。

家計急変により奨学金の受給を考えている人は、2月1日からの登録時期に関係なく、なるべく早いうちに奨学課に相談に行った方がいいと思います。登録は準備する書類も多いですし、採用されるかどうか分からず不安でしたが、採用が決まってほっとしました。また、私は貸与型の日本学生支援機構奨学金もいただいていますが、将来社会人になった際に返済可能な額(月3万円×12カ月)を選択して申請しました。奨学金の受給には普段使用している銀行口座と別の口座を用意して、アルバイト収入と混ざらないようにしています。奨学金のおかげで、家計への経済的負担を増やすことなく、インターンシップやアルバイトなど、自分のやりたいことも以前と変わらずに行うことができています。父と同じ建築の道を歩みたいと思い、卒業後は建築系の学校に通う予定です。そのような夢を持てたのも、奨学金のおかげだと感じています。

自分に受かるわけがないと思っている人に早稲田大学の奨学金制度は最適です

創造理工学部 2年 山田 美香(やまだ・みか)

受給中の奨学金
民間奨学金 公益財団法人竹中育英会奨学金 学業が優秀かつ健康で、学資支援が必要な学生を援助する、給付型の奨学金。選考対象は新2年生のみで、原則卒業年まで援助が受けられる。年間96万円。

DSC_0379父が60歳を越えたため、給付型の奨学金をいただければありがたいと思い、奨学金登録をすることにしました。1年次の1月に奨学金登録に必要な冊子『奨学金情報Challenge』を理工センター事務所に取りに行き、準備を始めました。『Challenge』は新入生のときは自宅に送付されますが、以降は自分で取りに行かなければならないため、自ら情報収集する必要があります。

奨学金登録をしたところ、奨学金担当の方から、民間団体である竹中育英会の奨学金を推薦いただきました。月8万円、学部卒業まで、そして大学院に入学してからも継続していただける可能性がある奨学金ということを知り、驚きました。自分で個別に申し込む制度だったら、私には受かるわけがないと思って申請しなかったかもしれません。そういった意味では、大学の方で個人に合った奨学金を選んでくださるという早稲田大学の制度は、とても良いものだと思います。もし経済的に少しでも悩んでいる方がいれば、ぜひとも奨学金登録にチャレンジしてほしいです。

奨学金をいただいたことで、勉強には一層身が入るようになりました。アルバイトも学業の妨げにならない程度で済みますし、サークルなど自分のやりたいことにも打ち込めるので、大変ありがたく、励みになっています。

他にも奨学金のおかげといえば、竹中育英会奨学生の交流会があり、他大学の学生やOB・OGの方とお話しできる機会となっています。また、学内でも同様の集まりがあり、他学部の先輩方や同級生と仲良くなりました。普段の学生生活では接点がない人と出会うことができ、視野が広げられることは、奨学金申請前には分からなかったメリットです。

今後は大学院までしっかりと勉強をして、将来は人の暮らしを豊かにする機械の開発などに従事したいと思っています。

2018年度奨学金登録についてはこちら

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