Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

「絶対に勝つ!」 ラグビー部100代目主将に聞く、2017年早慶・早明戦の見どころ

2018年に創部100周年を迎える早稲田大学ラグビー蹴球部。春シーズンは苦戦が続きましたが、秋の関東大学対抗戦では、ここまで4勝1敗(11月20日現在)と善戦しています。そして、いよいよ11月23日(祝・木)には注目の早慶戦、12月3日(日)には早明戦が行われます(いずれも秩父宮ラグビー場)。

毎年恒例の『早稲田ウィークリー』ラグビー企画、今年は「絶対に勝ちます!」と力強く断言する加藤広人主将(スポーツ科学部4年)に、現在のチーム状態と、早慶・早明戦への意気込み、見どころなどを聞きました。早大生はぜひ秩父宮ラグビー場に駆け付けて、熱い声援を送りましょう!

加藤広人主将インタビュー

多くの声援を背にチームを引っ張る加藤主将(6月4日慶應義塾大学戦より)

――1918年創部の歴史ある早稲田大学ラグビー蹴球部の100代目主将に就任した際に、どんなキャプテン像を描いていましたか?

僕が1年生のときの主将である大峯功三さん(2015年スポーツ科学部卒)は、プレッシャーの掛かる中でもひたむきにチームを引っ張っていたのでその姿に憧れていましたし、自分も先頭に立って引っ張れるような選手になりたいと思っていました。あまりしゃべるのが得意な方ではないので、主将になってからはプレーで、背中でチームを引っ張れるように、言葉よりも行動で示そうと強く思っていました。

――今シーズンは春先から苦しい戦いが続きました。その中で、主将として意識してきたことは、どんなことでしょうか。

春先は昨年レギュラーだった先輩が何人も抜けたのでその部分が穴となり、またアタックをいじらなかったこともあり、チームとしての積み上げがなく、厳しい状況でした。そんな中でキャプテンとして、「フィールドでは自分が一番いい選手だ」ということを強く意識してプレーしてきました。チームが苦しい状況でもやることは変わらないので、自分のプレーを全うし続けることを常に考え、言葉ではなくプレーでチームをリードしようとしました。

――山下大悟監督が就任して今年で2年目となりますが、昨年からの変化などがあれば教えてください。

昨年から取り組んできたことをさらにベースアップしてきました。しかし、夏に帝京大学に大敗して、そこで僕らにはまだまだ足りないものがあると改めて気付かされました。そこからチームづくりがよりよいものになっていったように思います。ハードワーク(※)の部分、根本のところに気付けることができましたし、そこを中心に練習して、成果が出てきていると思っています。

(※)一般的にラグビーにおいては、自己犠牲の精神でボールを奪ったり、継続するために行われる心身ともにきつい(激しい、痛い)プレーの総称を指す。具体的には相手に突き刺さるようなタックル、自分の身を削った献身的なサポートなど。

――今年はシーズン途中の9月に菅平での合宿を行うなど、例年とは異なるスケジュールを組みました。順調に消化できていますか?

山下大悟監督 (c)Waseda University Rugby Football Club/Ken Shimizu

繰り返しになりますが、今年は夏までの結果があまり良いものではなかったので、その結果を真摯(しんし)に受け止めて、自分たちに足りないもの、ハードワーク、アタックの部分を徹底的に鍛えました。また、8月はU-20代表でチームを抜ける主力選手がいたので、全員がそろうタイミングで合宿を行いました。合宿では、全員で集中して練習に取り組み、夜は遅い時間までミーティングを行って、非常に濃い時間を過ごすことができました。その成果は、少しずつ出ていると思いますし、振り返ってみるとチームの一体感も出て、充実した合宿になったと思っています。

――今シーズン重点的に取り組んだ課題は何でしょうか。また、ここまでの戦いで、その成果をどう分析しますか?

これまでスクラムやチームディフェンスについて取り組んできました。夏合宿以降はハードワークの部分を徹底的にやり、身に付いてきているように感じますし、少しずつチーム力が上がっていると実感しています。ただ、この前の帝京戦を通じて、帝京大学とはまだまだ差があるなと改めて実感しました。残りの試合でどんどんレベルアップして、大学選手権では帝京大学にリベンジするつもりでいます。

明治大学と対峙する加藤主将(6月18日)

――加藤選手にとって、早慶・早明戦はどんな存在でしょうか。また、初めて出場したときのことは覚えていますか。

僕が小学生のときに、地元の秋田県で春の早明戦を観戦する機会がありました。その試合を観戦して、「早稲田ってすごいなぁ」と早稲田に対して憧れを抱くきっかけとなりました。早明戦は自分にとって憧れの舞台でしたので、初めて出場したときには緊張しました。早慶戦の方は、初めて出場したときには、スタンドで埋め尽くされた観客の歓声に試合前は圧倒されましたね。「おおーっ!」という感じで…。どちらも試合が始まるまでは緊張しましたが、試合が始まったらいつも通りのプレーができて、結果的に初めての早慶・早明戦の両方とも勝利することができました。早慶戦も早明戦もどちらも大切な試合です。ただ、多くの観客から注目され、盛り上がる試合ではありますが、グラウンドでプレーする僕からすると、目の前の一戦一戦の勝利にこだわっていくことに変わりはなく、やることも変わらないと思っています。目の前のプレーをしっかりやり、勝つだけです!

――今回の早慶・早明戦を前に、手応えや自信のほどはいかがでしょうか?

過信は当然ないんですが、僕らのやることは決まっていると思っています。残された時間は少ないですが、しっかりと仕上げて、自分たちのやることをしっかりやり、順調にいけば勝てると思います。いや、絶対に勝ちます!

――応援している早大生に今シーズンのチームの見どころを教えてください。

グラウンドいっぱいに広く展開する早稲田のラグビーを見てほしいですね。誰かすごい選手がいるというチームではありませんが、一人一人が真面目にサボらず、やることを徹底して、“ひたむきさ”みたいなものを出していくのがこのチームだと思っています。チームが一丸となってつないでいくラグビーを、ぜひ見てほしいと思います。

――最後に応援している早大生にメッセージをお願いします。

今年は春から夏にかけてあまりいい結果が出ていませんでしたが、僕らは順調に仕上がっていると思っていますし、これからどんどん伸びていくはずです。早慶・早明戦を含め、残りの選手権も絶対に負けられない試合が続きますし、勝っていきますので、ぜひスタンドに足を運んでアツい応援をお願いします。

写真提供:早稲田スポーツ新聞会

秩父宮ラグビー場に応援に駆けつけよう!

■試合日時
【早慶戦】 11月23日(木)14時キックオフ@秩父宮ラグビー場
【早明戦】 12月 3日(日)14時キックオフ@秩父宮ラグビー場
■チケット発売
両試合とも、早稲田キャンパス17号館生協ライフセンターで発売中

【次回特集予告】11月27日(月)公開「就職活動特集」

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