概要
IoT時代のセキュリティ、プライバシ、法令の基礎知識と関連する技術について学ぶ。
講師
森達哉(早稲田大学)
内田真人(早稲田大学)
竹之内隆夫(LINEヤフー株式会社)
井口誠(Kii)
松崎和賢(中央大学)
到達目標
以下の内容を理解することを目標とする。
‐プライバシー保護技術の必要性の理解
‐主要なプライバシー保護技術の詳細と適用方法の理解
‐情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の基礎の理解
‐パーソナルデータの適切な取扱いに必要な事項の理解
‐情報セキュリティの基礎の理解
‐IoTに固有なセキュリティ課題と脅威、及び対策技術の理解
‐IoTシステムの脅威分析の前提知識や大枠の理解
‐IoTシステムにかかわる検証や認証の理解
準備学習・前提知識
‐統計学の基礎知識(必須ではない)
‐情報通信ネットワーク技術に関する基礎知識(必須ではない)
履修時間
時数:8コマ 時間数:12時間
実施方法
Zoom
計画
回 | 概要 | 講師 | 実施方法 | 講義形態 |
---|---|---|---|---|
1 | セキュリティ概論 | 森達哉 | Zoom | 座学 |
2 | プライバシー保護技術概論 | 内田真人 | Zoom | 座学 |
3 | プライバシー保護技術 | 竹之内隆夫 | Zoom | 座学 |
4 | プライバシー保護技術:演習 | 竹之内隆夫 | Zoom | 演習 |
5 | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) | 井口誠 | Zoom | 座学 |
6 | 法令(改正個人情報保護法) | 井口誠 | Zoom | 座学 |
7 | IoTシステムのセキュリティ技術 | 松崎和賢 | Zoom | 座学 |
8 | IoTシステムの脅威分析と検証技術 | 松崎和賢 | Zoom | 座学 |
機材
なし
ソフトウェア
Postgresql、ARX ※インストール方法は講義前に別途指示
参考書
‐佐久間淳(著)、データ解析におけるプライバシー保護、講談社、2016
‐中川裕志(著)、プライバシー保護入門、勁草書房、2016
‐Stephen Hilt、Kyle Wilhoit、Aaron Shbeeb、Bryan Singer、Clint Bodungen(著)、Hacking Exposed Industrial Control Systems: ICS and SCADA Security Secrets & Solutions、McGraw-Hill、2016
評価
課題レポートと出席日数を総合して評価する。
参考情報
2020年度 K08 iCDスキルマッピング β版
※今後見直しの可能性があります。