概要
開発運用のプロセスとして、アジャイル・リーン開発、およびDevOpsを学習したうえで、実践的・先端的な各種のソフトウェア、ハードウェア、通信・IoT・クラウド環境、ならびに人工知能ツールを用いた具体的なビジネス事例に対するスマートIoTシステム&サービスプロトタイピングのチーム実習を行う。
講師
土肥拓生(株式会社 Magic Moment)
岡崎正一(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)
到達目標
以下を実践できるスキルを習得することを目標とする。
‐IoTサービスのプロトタイピングを開発できる
‐サービスに合わせてハードウェア・ソフトウェア・クラウド環境をカスタマイズできる
‐人工知能・機械学習ツールを使って IoT サービスを構築・分析できる
‐アジャイル・リーン開発によりシステム&サービスを開発し、DevOpsを実践できる
準備学習・前提知識
‐IoTプログラミング、クラウドサービス、開発手法
履修時間
時数:8コマ / 時間数:12時間
実施方法
ハイブリッド(Zoom or 対面 ※参加方法は選択可能)
計画
回 | 概要 | 講師 | 実施方法 | 講義形態 |
---|---|---|---|---|
1 | チーム分け、開発内容・手順の確認、アジャイル・リーン開発 | 土肥拓生 岡崎正一 |
Zoom or 対面 | 演習 |
2 | DevOps、開発計画の作成、開発演習1 | 土肥拓生 岡崎正一 |
Zoom or 対面 | 演習 |
3 | 開発演習2 | 土肥拓生 | Zoom or 対面 | 演習 |
4 | 開発演習3 | 土肥拓生 | Zoom or 対面 | 演習 |
5 | 開発演習4 | 土肥拓生 | Zoom or 対面 | 演習 |
6 | 開発演習5 | 土肥拓生 | Zoom or 対面 | 演習 |
7 | チーム内議論、発表準備 | 土肥拓生 岡崎正一 |
Zoom or 対面 | 演習 |
8 | 発表と議論、まとめ | 土肥拓生 岡崎正一 |
Zoom or 対面 | 演習 |
機材
なし
ソフトウェア
なし
参考書
‐Gene Kim、Jez Humble、Patrick Debois、John Willis(著)、The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて、日経BP、2017
‐Ash Maurya(著)、Running Lean ―実践リーンスタートアップ、オライリージャパン、2012
‐Jeff Patton(著)、ユーザーストーリーマッピング、オライリージャパン、2015
‐Bertrand Meyer(著)、アジャイルイントロダクション、近代科学社、2018
評価
講義中の議論と最終発表に基づき評価(100%)
※原則、チーム単位での評価となる。
備考
前半講義と後半講義との間の3週間は各チーム内で連絡を取り合い、開発を実施する。