Q1 印象的な科目や演習について教えてください。
堤先生の「SX版ビジネスモデル仮説検証」は、学んだことを実業務でも活用し、その時のアウトプットを持って顧客見込み先に提案しに行きました。結果的にはビジネスに繋げることはできませんでしたが、講義のアウトプットを整理して活用し、実際に顧客にアプローチできたことは大きいですね。
「DXゼミ」は少人数だったこともあり、かなり丁寧に指導していただきました。鷲崎先生のゼミは、各自の進捗報告に対して、もっとこういう切り口はないのかなど、アドバイスや指摘をもらいながらブラッシュアップしていく進め方でした。ゼミには多様なバックグラウンドを持つ受講生が集まっているので、様々な角度からの意見を貰えて新鮮だったし、あまり詳しくない領域にも触れることができました。ちょうどChatGPTが出てきた頃で、そんなものがあるのかと話していたら、1ヶ月後にものすごく流行っている、そういうちょっとした情報共有も含めて非常に楽しかったです。
Q2 受講後、何か変化はありましたか。
DXゼミのメンバーとは今でも繋がっていて、定期的に会って情報交換しています。社外のネットワークが拡大したのは大きなメリットです。
また、私はスマートエスイーを受講しましたが、社内には別の大学のDX系研修を受講したメンバーが数名いて、せっかくなのでそうしたメンバーと横の繋がりを持ち、社内に人材育成やDX推進について共有するようなコミュニティを作りました。
Q3 学んだことは、どのように活かされていますか。
現在は新規の事業開発を検討する部門に所属していますが、クライアントに対してワークショップを実施する機会があります。ワークショップに関しては、将来的に「DXビジネスプロジェクトデザイン」で学んだ「匠メソッド」など、スマートエスイーで学んだフレームワークや手法を活用させていきたいと考えています。
一緒に学んだ受講生の中に、弊社の事業に関連する企画提案をされた方がいらして、受講後に話を聞きに行ったり、提案しに来てもらったりとディスカッションの機会を持ちました。すぐに事業化することは難しいですが、各同窓生と弊社ドメインでの協業に関するディスカッションができたことは意義があると感じています。