開催報告 「令和6年度早稲田大学‐NICTマッチング研究支援事業 交流会」
早稲田大学と国立研究開発法人情報通信機構(以下「NICT」)は、平成22年に包括協定を締結し、情報通信分野における研究開発や教育・人材育成等で幅広い相互協力を目指すことに合意しました。
平成30年以降は、情報通信技術の発展にさらに貢献するため、以下の目標を掲げ、フィージビリティ・スタディ提案の募集を開始しました。
・広く社会に役立つ情報通信技術等の推進と強化を共同で目指すもの
・早稲田大学とNICTがすでに実施中の研究開発プロジェクトをさらに深化させるもの
・社会に大きなインパクトをもたらす研究開発プロジェクトの創出を目指すもの
・大型共同研究への発展や、新たな外部資金の獲得を目指すもの
本事業を通じて、両機関の強みを活かした新たな研究構想の企画や、公的ファンドへの提案がなされており、直近の令和6年度には、3件の課題が採択されました。
このたび、9月2日(月)にWeb会議システムを用いて、研究戦略センター稲田修一教授の司会のもと「令和6年度早稲田大学‐NICTマッチング研究支援事業 交流会」を実施しました。
稲田教授から交流会の概要説明の後、理工学術院 戸川望教授が「早稲田大学量子技術社会実装拠点のご紹介」について講演しました。
その後、令和6年度の3つの採択課題の研究テーマについて、早稲田大学とNICT双方研究者より発表があり、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
今後も早稲田大学とNICTは、情報通信分野における研究開発や教育・人材育成等で連携を進めてまいります。
◆お問い合わせ先
早稲田大学-NICTマッチング研究支援事業事務局
e-mail :kenki-nictアットマークlist.waseda.jp
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