Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

最高な仲間との出会い ICC学生スタッフ卒業レポート

Haruka
社会科学部
ICC 学生スタッフリーダー
2020年9月-2024年1月在籍

はじめに 

私は大学1年の秋学期に学生スタッフリーダー(SSL)の一員となり、途中で1年間のカナダ留学よる休学を挟んだものの、大学生活を通じて、ICCに軸足を置きながら様々なことに挑戦することができました。多様なバックグラウンドを持つ素敵な仲間に恵まれ、SSLとして活動できた経験は、学生生活で得た大きな財産のひとつになったと改めて感じています。 本レポートを通して、少しでもICCやSSLとしての活動の魅力を知っていただければ幸いです。 

ICCとの出会い 

私が初めてICCの存在を知ったのは高校生の時でした。受験の下見を兼ねてキャンパスを訪れた際に、たまたまICCのラウンジに立ち寄る機会があり、その際に、受付にいらっしゃった学生スタッフが優しく話しかけて下さり、ICCの活動について知りました。活動内容にも惹かれましたし、何よりもオープンで温かいICCの雰囲気をとても魅力的に感じました。多様なバックグランドをもつ学生と交流すること、そして自らが交流の場を企画することは、早稲田大学の学生、ICCのSSLだからこそできる貴重な体験だと思ったため、ぜひ早稲田大学に入学してSSLになりたいと強く思いました。 

コロナ禍での挑戦 

無事早稲田大学に合格し、ICCで働くことを意気込んでいたところ、新型コロナウィルスの流行が始まりました。高校の卒業式は中止となり、大学の入学式や新歓も全て中止、授業も5月まで始まらず、再開後も全てオンライン授業となりました。ICCでは早稲田がもつグローバルな環境を活かして、 SSLが主体となってイベントの企画・運営をし、学内の異文化交流を促進することがミッションですが、留学生の受け入れが一時的にストップし、異文化交流どころか大学に通うことさえ叶えられない時期が続きました。 

楽しい大学生活を待ち望んでいた私とって、本当に苦しい時期でした。じっとしていることが苦手な私は、コロナ下でも何とかして充実した大学生活を送りたいと思い、「体育会入部」と「ICCスタッフ活動」の2つを行うことを決意しました。結果的に、部活動とICCのお陰で、コロナ禍でも悔いのない充実した大学生活を送ることができました。特に、私は2年生の秋学期からカナダへ長期留学に行ったため、留学前はICCと部活に通うことが唯一キャンパスに登校できる貴重な時間でした。 

とはいえ、当時研修やイベントはすべてオンラインで実施され、同期のSSLも3人、1年生SSLは自分ひとりという少ない人数でした。現在では対面イベントの制限がなくなり、同期も増え、やっと本来のICCを経験することができて嬉しい限りです。 

ICCで担当したイベント 

私は、自分の興味やこれまでの経験を活かして、トークセッションやスポーツイベント、そしてカントリーフェスタ等、様々なカテゴリーのイベントの企画にSSLとして挑戦させていただきました。 

パタゴニアに学ぶサステナブルファッション – Think Sustainably, Act Responsibly- 

【ICC xア式蹴球部】オンライン サッカークイズ大会 

本場のカナダを体験しよう!ICCカナダ文化ナイト!! Experience the real Canada at ICC CANADIAN CULTURE NIGHT!! 

中でも特に力を入れたのは、卒業前最後のイベントとして企画をした「カナダ文化ナイト」です。詳しくは、企画者レポートに綴ったのでご覧いただければ嬉しいです。 企画を重ねるごとに、自分の強みを積極的に活かし、弱みを意識して改善していくことで、自身の成長を体感することができました。 

私がSSLとしてイベントを企画する際、常に軸としていたことは、誰よりも熱意とやる気を持って自分の企画をPRすることです。学生らしく熱い気持ちを見せることで、多くのゲストの方々に協力していただけたと感じています。自分が企画したイベントがきっかけとなって、ゲストや参加者同士が繋がり、可能性を広げられたことは大きなやりがいでした。ICCではイベントの発案、学内外の方との調整や広報、開催当日の司会進行、事後の対応までの統括・管理を全て一貫して学生であるSSLが中心に行います。このように学生という立場でありながら、自ら企画案を練り上げ、早稲田大学の公式のイベントとして打ち出せることは、大変貴重な機会であり、大きなやりがいがありました。

部活動との両立 

先ほど書いたとおり、私は早稲田大学女子ホッケー部に所属していたのですが、なんとICC史上初の体育会学生だったそうです。 シフトの融通を利かせていただいたり、試合前は「頑張ってね」とエールをもらったり、周りのスタッフや職員の皆様のサポートのお蔭で最後まで中途半端になることなく、どちらも全力で取り組むことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 

部活後急いでフィールドからシフトに向かう日々でしたが、最後の引退試合にみんなが応援に来てくれた時は、本当にICCのあたたかさを感じましたし、頑張ってよかったと心から思えました。 

引退試合の早慶戦の応援にかけつけてくれたICCメンバーと(筆者提供)

最後に 

入学時から大学卒業まで、ICCにお世話になり、SSLの仲間や大学職員の方、学内外の方々をはじめ、沢山の方に出逢い、学生時代の多くの挑戦を支えて頂きました。 ICCなしでは私の大学生活は語れません。本当にありがとうございました。 4月からの社会人生活でも、ICCで得た経験を糧に、世界を視野に入れて頑張っていきたいと思います。 

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