Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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留学生と一緒に学ぶチャンス ICCにほんごペラペラクラブ サポーター体験記

文化構想学部1年 中田 智子 

 異文化交流と聞いて皆さんはどんなことを想像するでしょうか?自分にはハードルが高いと感じている人もいるのではないでしょうか? 

私は2021年10月・11月のにほんごペラペラクラブに、サポーターとして参加しました。外国語には自信がないものの、何か異文化交流に携わってみたいと考えていたところ、「日本語母語学生」が運営の中心的な役割を担えるイベントがあることを知りました。特に、「不安を抱いている方でも大丈夫」という言葉が目にとまりました。そして、留学生と交流してみたいというちょっとした興味から応募することを決めました。これまで、日本語を話せることが異文化交流に活かせるとは想像したこともありませんでした。 

にほんごペラペラクラブは1週間に1度開催されます。様々なアクティビティを通じて留学生の方々と日本語で交流します。今回のにほんごペラペラクラブはオンラインでの開催となりました。中には日本に来ることができない状況下で、海外から参加してくださった方もいました。日本語母語学生のサポーターは単にアクティビティを進行する役ではありません。1時間という限られた時間の中で、なるべくたくさん会話をするために、積極的に話題を投げかけることが重要です。また、ありきたりな質問ばかりにならないように工夫する必要もあります 

留学生の方々が日本語を学習する目的は多様です。日本の文化に興味を持ち勉強している方や、将来日本で働きたいという夢を抱いている方もいます。そして、留学生の皆さんはとても熱心に日本語を勉強しています。私が伝えた言葉を必死に記録してくれた方もいました。留学生の皆さんの学習意欲は、私が外国語を勉強する際の励みにもなりました 

にほんごペラペラクラブの最大の魅力は、参加者である留学生の方々にとっても、サポーターである私たちにとっても、お互いに学びがあることです。留学生の方々は、会話を通じて日本語の習得を目指すと同時に、日本の文化や生活習慣についても知ることができます。一人一人の発言をきっかけとして、話を広げながら日本のことを学べる機会がたくさんあるのです。一方、サポーターは回を重ねるうちに、誰とでも会話を弾ませるためのコツを掴むことができます。アクティビティを進める中で、全員が話しやすい雰囲気を作ることを大事にしました。また、留学生の方々の日本語の習得レベルに配慮し、わかりやすく丁寧に話すように心がけました。こうした意識は普段の会話においても大切だと気付かされました。 

留学生の方が語ってくれた経験をグループの皆で聞いて盛り上がったことが特に思い出に残っています。留学生の方々は、これまでに様々な国を訪れたくさんの人と交流されていました。一人一人の個性豊かなお話を聞くことは私にとってまるで未知の場所へ旅行しているような体験になりました。 

にほんごペラペラクラブは学びの多い充実したイベントです。ぜひまた参加したいと思います。そして、私だけでなく異文化交流に関心のある方はぜひ参加してみてください。留学生と友達を作りたい」、熱中している趣味について話して盛り上がりたい」、「新しいことに挑戦してみたい」などなど、動機は何でも良いと思います。きっと今まで感じたことのないような刺激を味わえるはずです 

 ICCにほんごペラペラクラブのみなさん(Image by ICC)

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