Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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企画者レポート:異なる国や立場の人のニーズに応える秘訣 ダイバーシティ&インクルージョン

ICC学生スタッフリーダー 小林梨帆

はじめに

イベント広報用ポスター (poster by ICC)

みなさん、こんにちは。2021年7月5日に開催したICCトークセッション「異なる国や立場の人のニーズに応える秘訣~ダイバーシティ&インクルージョン~」にご参加いただいた方、本当にありがとうございました。企画者の学生スタッフ小林です。

本イベントは私がICCの学生スタッフリーダーになって初めての企画です。準備の上では大変な部分もありましたが、無事に開催することができ、多くの方にご参加いただけたこと、とても感謝しています。

今回はこの場をお借りして、本企画にかけた想いやイベントを通して感じたことなどについて書きたいと思います。

企画の背景

3年前、高校3年生の夏、私は大学で世界の様々な国・地域出身の人たちとの交流を夢見て、日本一留学生が多い早稲田大学を志望するようになりました。きっとこのレポートを読んでいるみなさんの中にも、そのような理由を志望のポイントの1つとして早稲田への入学を決めた方がいらっしゃるのではないでしょうか。

でも晴れて入学後、「思っていた景色と違う」というのが私の率直な感想でした。学生ラウンジや教室を見渡しても、日本人学生と留学生は分かれて座っている場合が多く、見えない壁があるように思えました。その壁を少しでも無くし、なかなか交流するチャンスが見つからない学生に異文化交流のきっかけを提供したいと思い、私はICCの学生スタッフリーダー、SSLに応募しました。

SSLとしてイベントを企画・運営する立場になり、日本人学生と留学生との見えない壁をなくすには、「学生や教職員の皆さんにお互いの違いを認め、活かす上でのマインドセットを知ってもらう」必要があるのではないかと思ったことが、本イベントを企画するに至った理由です。

ちょうどイベントを企画していた時期に、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社取締役 人事総務本部長 島田由香様による「D&I:メンター、スポンサー、アライってなに?」をテーマとした意見交換型のClubhouseに参加し、島田様が本業である人事のお仕事以外にも、ダイバーシティ&インクルージョンに関する様々なご講演活動やイベントへのご参加を精力的に行っていらっしゃることを知りました。多様性を重視した組織づくりや働く場所・時間を社員が自由に選べる新人事制度「 WAA (Work from Anywhere and Anytime)」の導入をされ、多くの人にお互いの違いを認め、活かす上でのマインドセットを広める働きかけを進めていらっしゃる島田様のお話に非常に感銘を受け、私自身の企画にゲストスピーカーとしてお招きしたい!と思いました。

イベント開催まで

イベントの準備を始めるにあたり不安だったことは、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社で取締役 人事総務本部長を務められている島田様が引き受けてくださるのかについてです。

島田様へのコンタクトは、3月下旬、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社様のお問い合わせフォームを通して開始しました。企画書と講演依頼書をお送りしても、実現が容易いことではないと理解していましたが、なかなかご返信がなく、不安が大きくなっていきました。ただ、達成したい目標があるのなら、ここで諦めるのは自分らしくないな、と思いました。以降、島田様が登壇されるオンライン講演に積極的に参加し、コメントをTwitterでお送りしたり、島田様と国際教養学部の先生との繋がりを知り、つないでいただけるようお願いしたりと、考え得るあらゆる手段を用い、なんとかコンタクトを取ろうとしました。

4月17日、島田様のTwitterに企画書をお送りしたところ、「もちろん喜んで!」といったお返事をいただくことができました。約1ヶ月弱、やっとの事で島田様に引き受けてもらうことができました!

イベント当日

そしてトークセッション当日。最終的には52名もの方にご参加いただけました。

ご講演の中で島田様は、ダイバーシティ&インクルージョンを体現したり、異なる国や立場の人のニーズに応えたりするには、「自分に目を向け、自分を深く知ること」が重要と、語ってくださいました。画面越しではありましたが、島田様の熱い想いや力強い表現力にすっかり魅了され、聴き入ってしまう場面もありました。

島田様が様々な角度から参加者に問いかけをしてくだったことにより、内容を自分ごととして捉え、過去の経験を振り返りながら聞くことができ、濃密な時間を過ごすことができました。また、Zoom Meetingのチャット機能を用い、参加者からの書き込みを促していただけたことも、参加者が主体的に考えながらお話を聞くことにつながったと思っています。

“Diversity is a number, Inclusion is a mindset” (image by Yuka Shimada)

島田様と筆者 (image by ICC)

イベント後半では、「自分に目を向け、自分を深く知ること」を実践するため、アートオブリビングジャパンのマリアパン・キールタナ様と福田友美様のご指導のもと、マインドフルネスのエクササイズを行いました。私自身、初めて呼吸法を体験しましたが、真に雑念を払い、自分自身の内面に目を向けることができたと思います。短い体験レッスンではありましたが、ダイバーシティ&インクルージョンのアプローチの1つとして興味深い時間でした。

皆さんと一緒にマインドフルネスのエクササイズ!(image by ICC)

イベントを終えて

イベントは、多くの参加者の方に大変満足いただき、大きな成功を収めることができました。「D&Iを体現していくには、自分とつながり、目的を明確にすることが重要だと学んだ。考えるということをあきらめず、まずは自分に向き合いたい。」「自分を深く知って、小さな一歩を踏み出していきたい。」などの声が参加者アンケートのコメントに寄せられました。その一つ一つが、「学生や教職員の皆さんにお互いの違いを認め、活かす上でのマインドセットを知ってもらいたい」という想いで本イベントを企画した者として本当に嬉しく思いました。

ICCの活動に誇りを感じるとともに、皆さんの支えや協力があってこそこのような貴重な経験を積めていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。ゲストスピーカーの島田由香様・マインドフルネスのエクササイズを行なったくださったキールタナ様と福田様、お忙しい中、本当にありがとうございました。そして、参加してくださった皆様に心からお礼申し上げます。イベントを通して、もしくはICCのラウンジで、皆様とまたお会いできる日を楽しみにしています。

イベントの集合写真 (image by ICC)

 

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