Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

ICC学生スタッフ卒業レポート:ICCとの出会い

氷沢 遼 
政治経済学部4年 
ICC学生スタッフリーダー在籍期間
201811月―20213 

私が初めてICC(異文化交流センター)の存在を知ったのは大学入学直前の新入生ガイダンスでした。さすが規模が大きく、いろいろな施設が充実している大学だけあって、学内の国際交流ができるオフィスまであるんだと感心し、すぐに興味を持ったのを覚えています。4月に入学後、大学での初授業の日にICCのランチイベントに参加しました。初授業は3限目からで、私は昼休みのイングリッシュランチに参加したので、大学での初授業の前に初ICCイベントを経験したということになります。イングリッシュランチに初めて参加し、ここは留学生もたくさんいて交流でき、みんな初対面の人でも一緒にランチを食べて楽しく雑談できるとても楽しい場所だなあという感想を抱きました。それからは、ポスターを見て、言語別のランチイベントがあるたびに、ICCに足を運んで初対面の人たちとお昼を食べるようになりました。もともと海外に長く住んでいたこともあり、国際交流に興味があり、外国語の勉強が好きで、外国語を使って交流したいという気持ちが強くあったので、ICCは私にとってとても楽しい場所でした。 

ICCの魅力

ICCの魅力的な点は何と言っても、好きな時に遊びに行って、学部・学年関係なく様々な人と交流できる、いろいろな人と友達になれるという点でした。基本的にかなりの人が大学では同じ学部、学年の人と授業で知り合うことぐらいしかできないと思います。サークルには確かに、違う学部・学年の人がいますが、基本的にはいつも決まったメンバーでしょう。でもICCでは違います。ICCでは学部・学年もまったく違う人や様々な国出身の留学生、大学院生、博士課程の人、ありとあらゆる学生と気軽に話せて知り合いになれます。ランチイベントに行く前はいつも「40分間で今日はどんな人と話せて、友達になれるのかなあ」と想像してワクワクしていました。 

入学して2~3カ月後には次第に、ランチイベントのみならず、イベントがあろうとなかろうと、空き時間にはほとんど常にICCに行くようになりました。するとICCラウンジには自分以外にも特定の人たちがICCによくいることを発見しました。彼らも空きコマになるとどこからともなくICCにやってきて住み着いているようです。私は自然と彼らと仲良くなりました。自分と同じく、外国語に並みならぬ興味をもつ文学部の先輩、違う学部の同じ1年生、留学生、と決まったメンバーでほぼ毎日顔を合わせて団らんしていました。ICCのスタッフさんも私たちの存在に気づき始めたようで、「ICCの常連さん」、「ICCの住人」という光栄なあだ名をつけて頂きました。(笑) 

ランチイベントなどで毎回違う学部、違う学年、違う国籍の新しい方と交流して、仲良くすることもできるし、ICCの常連さんたちとは一種のコミュニティのような感覚でよく顔を合わせて団らんすることもでき、今思い出せば、私の大学生活の友達のほとんどはICCで作りました。 

私にとってICCは私の大学生活の拠点でしたし、ICC以外で空き時間を過ごしたり、昼食を食べたりする大学の場所はほとんど思いつきませんでした。  

SSLとしての経験 

私は入学してからすぐにICCのファンになった者でしたが、大学1年のころは別のバイトをしていましたし、授業が忙しいということでSSLには挑戦していませんでした。ただ多種多様なSSLの皆さんが早稲田の職員さんとともに楽しく、一生懸命に国際交流イベントを企画している姿をみて、うらやましいなと思っていました。そんな私は大学2年の秋にSSL募集に応募し、合格を頂き、晴れてラウンジの住人から自分にとっては「聖域」であったICCオフィス」側の人間になりました。(SSLになった後も業務以外の時はICCラウンジに「住人として相変わらず居座っていたのですが) 

当たり前のことですが、ICCを利用することと、運営に携わることは全く違います。スタッフカードを胸に下げて他のスタッフのみなさんとともにイベントの運営に携わるのはとても光栄なことでした。特に、自分が企画をして、準備をして、開催して、参加者に楽しんでもらえることにとてもやりがいを感じました。特に思い入れが強いイベントは私が企画して開催した世界地理クイズ大会です。私自身、世界地理に非常に興味があり、テレビのクイズ番組などで世界地理に関する問題を見るたびに、自分も参加したいなあと思っていました。そこで私は学生の皆さんが集まってわいわい楽しく競争して世界地理に関するクイズを楽しんでもらうイベントを思いつきました。クイズの問題もすべて自分で作り、楽しんでもらえるか開催前は不安でしたが、結果として多くの人に参加してもらい、みなさん大声をあげて楽しんでもらったので、とてもいい思い出になりました。 

イベントの様子(photo by ICC)

更にICCの業務では企画のみならず、日々のメール業務、プレゼンテーション、など社会人として必要なことをたくさん経験することができました。 

最後に 

ICCは私の大学生活においての基本であり、拠点でした。ICCは早稲田にある「オアシス」です。ICCで経験したことは本当にいい思い出です。フルタイムの職員の方には本当にいろいろとお世話になりました。本当にありがとうございました。ICCのこれからの発展を願っております。 

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