Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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企画者レポート:「縁」の道・山陰 鳥取&島根の魅力を体感しよう ICC ローカル・ジャパニーズ・フェスタ

ICC学生スタッフリーダーQ.Z.
政治経済学部三年

昨年私が企画した初めてのイベント、「縁」の道・山陰~鳥取&島根の魅力を体験しよう~を10月17日にようやく実施できました。なぜ「ようやく」かというと、もともと今年の4月に実施する予定だったところ、新型コロナウイルスの社会における感染状況が深刻になり、何度も延期せざるを得なくなったからです。コロナウイルスの脅威は日本でも依然として存在する中、イベント当日もあいにくの雨に加え寒かったですが、お越しいただいたみなさん、本当にありがとうございました。 

私は日本に来る前に、小泉八雲の本をきっかけに島根県のことを知り、興味を持っていました。早稲田に入学してから島根県の隣、鳥取県出身の友達ができたのですが、両県の違いもよくわからない上、鳥取県と島根県の漢字があまりにも似ているため、「鳥根県」と呼んだこともあり、恥ずかしい思いをしたことが記憶に残っています。 

しかし、そんな恥ずかしい経験をしたからこそ、両県のことを詳しく学ぼうと思いました。自分でよく調べ、両県の観光名所と文化の魅力を感じ、いつか行ってみたいと思うようになりました。興味深い場所にも関わらず、外国人留学生どころか、東京にいる日本人学生にもよく知られていないことが分かりました。したがって、ICCのイベントを通して、鳥取県と島根県の魅力を発信できればと考え、本イベントを企画しました。  

企画した当初は、ぼんやりしたアイディアしかなく、自分の関心があった怪談と山陰地方の伝統文化にしか着目できず、クリアな方向性を持っていませんでした。鳥取出身の友達、鳥取県東京本部の方々、および校友会島根支部事務局の方々に何度も相談させていただき、貴重なアドバイスをもらい、両県出身の学生サポーターを主体として両県の魅力を伝統文化、アニメ文化、観光名所や食など多方面から紹介する方針を決めました。島根県にある松江銘菓で有名な和菓子店、三英堂様からは美味しい和菓子の協賛もいただけることになりました。 

 その後、具体的なコンテンツの準備を進めていたとき、私はイタリア人の友人と一緒に春休みの2月に鳥取県と島根県に行きました。魚介類が非常に美味しかったことや観光名所が縁結び文化と関係深いことなどが印象的で、とても楽しい旅となりました。 

松江城(Qimo ZHU)

鳥取県の鳥取砂丘に行った際、「砂の美術館」も訪れましたが、あいにく砂の像の展示の入れ替わり時期で、目的だった展示を見ることができませんでした。代わりに、砂の美術館の売店で面白いお土産をたくさん見つけました。その時に、砂の美術館のオリジナルグッズをイベントの参加者にも紹介し、プレゼントできたらと思い始め、更に友人にも励まされ、直接売店のご担当者と交渉することを決めました。いきなりの相談で最初はドキドキしましたが、ご担当者が優しい方で、話を聞いてくださいました。結果として、砂の美術館からご協賛を頂けることになりました。また、砂の美術館経由でモルタルマジック株式会社にもおつなぎいただき、鳥取と縁が深い「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターの砂像をご提供いただきました。

鳥取砂丘(Qimo ZHU)

また、鳥取県事東京本部と島根東京事務所にご紹介いただきました日比谷しまね館からのご協賛も決まりました。努力の甲斐あって様々な方からのご協力をいただくことができ、イベントの実施を楽しみにしていました。

イベントの協賛品(Jiaying FENG)

しかし、その後すぐに新型コロナウイルスの感染者が増え、対面イベントの実施見通しがたたなくなってしまいました。実施日の延期だけでなく、コンテンツの見直しや参加者人数の制限など沢山の変更をしなければならなくなりました。

オンラインイベントとして行う選択肢もありましたが、せっかくのご協賛品を会場で直接参加者に渡したい思いが強く、自分の初企画イベントでもあったため、どうして対面イベントとしてやりたいと思いました。

何度も延期した結果、大学のコロナ対策の方針によりイベント実施方針が緩和され、10月17日にイベントを実施することができました。

イベント構想の当初は、鳥取出身の学生2人が手伝ってくれていましたが、予定が合わなくなってしまう事態となりました。このため、鳥取出身の学生サポーターをなんとか探せないか画策した結果うまくいかず、企画者の私自身が自分の旅行経験から鳥取を紹介するプレゼンを用意しました。

バランスを考えると島根のサポーターがどうだったかや、感謝を追記した方が良いと思います。

鳥取県についてのプレゼン(Jiaying FENG)

幸いなこと、最初全然見つからなかった島根県出身の学生サポーターさんが二名募集できました。二人にイベント当日に日英で島根の紹介プレゼンをして頂きました。更に、クイズとゲームのサポート役も担当していただきました。とても助かりまして、感謝しています。

島根県についてのプレゼン(Jiaying FENG)

 

島根県についてのプレゼン(Jiaying FENG)

 

筆者と島根の学生サポーター(Jiaying FENG)

準備期間が長かったにも関わらず、イベントの当日は、正直バタバタで準備不足の点もいくつかありましたが、他のICCスタッフたちのサポートのおかげでのなんとか無事にイベントが終わりました。企画者の私は、参加者のみなさんが予想以上に楽しそうに交流し、盛り上がってくれたことが嬉しかったです。特に鳥取と島根に関するクイズとゲームが好評で、みなさん積極的に参加してくださいました。

一番嬉しかったことは、このイベントで鳥取と島根に興味を持つようになったという参加者の声が聞けたことです。参加者数は当初の予定より少なかったとはいえ、一人でも多くの学生が山陰地方の魅力を感じてくれたと実感できたことで、やりがいがあったと思います。

積極的な参加者のみなさん(Jiaying FENG)

 

抽選会(Jiaying FENG)

私自身も、このイベントを通して、前回鳥取県と島根県を訪れたとき見落としていた両県の魅力を再発見しました。また、ご協力・ご協賛をいただいた両県の企業様などとのやり取りを通して、鳥取県と島根県の人々のぬくもりを実感しました。日本での留学生活中に、日本の地方の魅力をもっと知りたいですし、ICCでもこのようなイベントがまた実施できればと思います。

今回のイベントは私の初イベントなので、企画から実施まで沢山勉強になりました。このイベントで学んだ経験をこれからも応用していきたいと思います。例えば、協賛先に協賛を頼む際には、まずは勇気を出して真摯に交渉してみることが大事です。そして、協賛品については、数よりも当地の特色が表せる物が理想的だと思います。また、プレゼンや必要な道具などの事前準備は、しっかりとしなければ余裕が持てないので、ミスを防ぐために徹底する必要があると感じました。このイベントは、私にとって大切なレッスンにもなったと言えます。

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