2020年1月29日
改訂2020年1月31日
改訂2020年2月5日
改訂2020年2月12日
改訂2020年3月10日
改訂2020年3月26日
改訂2020年3月27日
改訂2020年5月18日
保健センター
感染拡大防止のために、いま一番求められること
Q1: 感染が拡大するリスクが高い環境と防止対策を教えてください?
- 三つの「密」を避けてください。
三つの条件がそろう場所がクラスター(患者集団)発生のリスクが高いといわれています。
①換気の悪い「密」閉空間
②多数が集まる「密」集場所
③間近で会話や発声をする「密」接場面
クラスター(患者集団)の発生を防止することがなにより重要です。
イベントや集会で三つの「密」が重ならないよう、次の3点に取り組んでください。
①換気の徹底
②多くの人が手の届く距離に集まらない
③近距離での会話や大声での発声を控える
特に「オーバーシュート(爆発的患者急増)」のリスクを高めるのが、この三つの条件が重なる場を避けにくい「全国から不特定多数の人々が集まるイベント」であることが指摘されています(ライブハウス事案等)。
イベントそのものがリスクの低い場で行われたとしても、イベント後の懇親会などは急速な感染拡大リスクを高めるため、充分に注意して行動してください。
一人の感染者が複数に感染させた事例:
スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなど
特定の海外諸国から帰国後の検疫等について
Q2: 海外から帰国する際、政府の水際対策強化により、入国の前後でどのようなことが求められますか?
- 入国した日の過去14日以内に『検疫強化対象地域』に滞在歴がある方、『入管法に基づく入国制限対象地域』に滞在歴のある方には、入国の前後で次の対応が必要になります。
①健康状態に異常のない方も含め、検疫所長の指定する場所(自宅など)で入国の次の日から起算して14 日間待機し、空港等からの移動も含め公共交通機関を使用しないこと。
②このため、入国前に、ご自身で入国後に待機する滞在先と、空港からその滞在先まで移動する手段(公共交通機関以外)を確保すること。
③入国の際に、検疫官によって、入国後に待機する滞在先と、空港から移動する手段について検疫所に登録いただくこと。
詳細については、以下の厚生労働省の連絡先にご照会ください。
- 厚生労働省ホームページ水際対策の抜本的強化に関するQ&A (随時更新予定)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html - 日本国内から: 0120-565-653
- 海外から: +81-3-3595-2176(日本語,英語,中国語,韓国語に対応)
感染の疑いがある場合
Q3: 感染が疑われる場合、どちらに問い合わせたらよいでしょうか?
- 次のいずれかに該当する場合、帰国者・接触者相談センターに相談してください。
・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
・基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)など)がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方で発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
・上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
- 帰国者・接触者相談センターページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
Q4: 本学の保健センターに行けば、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査から診断・治療までをお願いできますか?
- 残念ながら当センターでは、検査から診断・治療まで実施することはできません。
当センターから保健所に相談後、保健所が指定する医療機関での対応になります。
予防策
Q5: 予防法はありますか?
- マスク着用と手洗いを行い、不要な外出を避けましょう。
感染症対策として免疫力を高めることが有効なため、睡眠や食事に配慮し、規則正しい生活を送ってください。
【参考】
マスク着用・・・http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/international/en/coughing_etiquette.pdf
手洗い・・・http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/international/en/hand_washing.pdf
治療方法
Q6: 治療方法はありますか?
- 有効な抗ウイルス薬等の治療法はありません。対症療法を行います。
潜伏期間
Q7: 潜伏期間はどのくらいですか?
- 現在のところ、最大14日程度と考えられています。
感染経路
Q8: ヒトからヒトに感染しますか?
- 一般的に、感染した人の咳などで出た飛沫を口や鼻から吸い込んだり、ウイルスが付いた手で目や鼻、口に触れたりすることで感染します。インフルエンザなどと同様に、咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行ってください。
指定感染症
Q9: 政府が新型コロナウイルスを指定感染症にすると聞きました。学生生活への影響はどのようなことが考えられますか?
- 新型コロナウイルス感染症は、学校保健安全法に定める第一種感染症とみなされます。
このため、新型コロナウイルスに感染した場合、直ちに所属事務所へ連絡し、治癒するまで出席停止となります。
手続の仕方など、詳細は以下の保健センターのホームページをご覧ください。
- 学生が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合の対応について
https://www.waseda.jp/inst/hsc/assets/uploads/2020/09/c01100bdf74266b861a166a46c694aa7.pdf - 学校における感染症 https://www.waseda.jp/inst/hsc/information/healthcare/infection
濃厚接触
Q10: 濃厚接触とはどのようなことでしょうか?
- 「濃厚接触者」とは「患者(確定例)」が発病した日の2日前以降に接触し、以下のいずれかに該当する方です。
①新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった。
②適切な感染防護無しに感染が疑われる患者を診察、看護若しくは介護した。
③感染が疑われる者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れたまたは可能性が高い。
④必要な感染予防策なしで、手で触れることが可能な距離(目安として1メートル)で15分以上の接触があった。
Q11: 症状はないが、濃厚接触者に特定されたらどうすればいいですか?
- 出席停止になります。感染者と最後に濃厚接触をした日から起算して2週間です。
その間は外出せず、マスクの着用、咳エチケットと手洗いを徹底し、常に健康状態に注意しましょう。
以下を参考にし、「出席停止の手続き」を行ってください。
出席停止の期間は、以下のページをご確認ください。
- 学校において予防すべき感染症(早稲田大学保健センターHP)
https://www.waseda.jp/inst/hsc/information/healthcare/infection【参考】
- 「新型コロナウィルスによる感染症疑いの方を家庭で看護するときには」
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/diseases/respiratory/ncov/nursing.pdf?20200309
- 「新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合に気をつけること」
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/diseases/respiratory/ncov/care.pdf?20200226
相談窓口
Q12: 土日・祝日に心配な症状が出た時に対応方法を教えていただける、公共の相談窓口はありますか?
- 厚生労働省が電話相談窓口を設置しています。
電話番号: 0120-565653(フリーダイヤル)
受付時間: 9時~21時(土日・祝日も実施)
その他、東京都が土日・祝日を含むコールセンターを設置しています。
詳細は以下の東京都福祉保健局のホームページをご覧ください。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/shingatakorona.html
以 上