拡張された身体は自在にあつかえる?-VRで【第三の腕】を体験!-
「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」関連イベントワークショップ
概要
- 研究所長名: 岩田 浩康
- 研究所名 : グローバルロボットアカデミア研究所
- 開催日 : 2022年9月18日(日)
- 名称 : 拡張された身体は自在にあつかえる?-VRで【第三の腕】を体験!- 「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」関連イベントワークショップ
- 会場 : 日本科学未来館
- 参加者 : 総数(60名)、(学内:10名、学外50名)
実施報告
JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクトに参画する岩田浩康研究室では、身体拡張ロボット【第三の腕】の研究を行っている。本ワークショップではVRで【第三の腕】を装着し、炎が消えないように腕で炎にタッチするオリジナルゲーム「Drum de Fire」を一般の方々に体験していただく特別ブースを設置した。ゲームを楽しみながら「3本腕をうまく使いこなせるか」「2本腕の状態と比べてどう感じるか」について参加者の方に考えていただく機会となった。
また、予約体験枠では岩田浩康教授と日本科学未来館科学コミュニケーターの佐野広大氏のトークセッションが実施された。「第三の腕が欲しくなるのはどんなとき?」「第三の腕の操作方法は?」などのテーマについて活発な意見交換が行われ、来場者の方にも身体拡張がもたらす未来の社会について空想していただけたことと思う。
我々の研究する人間拡張のロボット技術を多くの方に体験いただき、自由な身体に想像をめぐらす刺激的なイベントとなっただけでなく、研究内容・研究成果を広く発信する絶好の機会ともなった。
当日の様子

オリジナルVRゲーム「Drum de Fire」をプレイしながら【第三の腕】を体験する参加者

岩田教授のトークの様子

日本科学未来館の科学コミュニケーターの方々および岩田研究室のメンバー