『自然派ワインの果て その5』
開催報告
自然派ワイン作りに携わる北海道岩見沢市「kondo vineyard」の近藤良介氏と、山梨県山梨市「共栄堂(室伏ワイナリー)」の小林剛士氏のお二人の自然派ワイン作りの対照的なワイン作り(前者の「ドメーヌ型」と後者の「ネゴース型」)の理念の実際の説明をそれぞれ35分ほど講演していただいた。その後、司会と座長をまじえて、議論。さらに、最後の30分は会場からの質問に両氏が答えて、所長が補足をした。学外の多くのワイン愛好家、ワイン関係者が参加し、日本における自然派ワイン作りの社会的意義をその認知が進んだ。とくに、近藤良介氏による自身のぶどうによるワイン醸造という、いわゆる「ドメーヌ型」ワイン作りと、小林剛士氏による買いぶどう主体のワイン作りという、いわゆる「ネゴース型」のワイン作りが、今後日本というワインのテロワールを作っていくワイン作りの両輪であることが明らかになったことの意義は小さくない。
参加者数140名(学内:12名 学外:128名)
だれのためにワインをつくるのか?
今回は、「共栄堂(室伏ワイナリー)」小林剛士氏、「kondo vineyard」近藤良介氏をゲストスピー力一にお招きして「だれのためにワインをつくるのか?」をテーマにお話してもらいます。ワインをつくる以上、他者の価値基準によって相対的な良し悪しの判断が発生することは受け入れなければなりません。ワイン醸造家は、こうした対象へのバランスに配慮しながら、どのようにワインづくりを続けているのでしようか?
開催概要
- 日 時:2025年2月3日(月) 13:00~15:30(12時30分 開場)
- 場 所:早稲田キャンパス3号館305 教室(〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-6-1)
- 登壇者:小林剛士(ぶどう栽培醸造家) 近藤良介(ぶどう栽培醸造家)
- 座 長:福田育弘(食と農の研究所長)
- 司 会:蜂須賀紀子(ワイン文化講師、食と農の研究所招聘研究員)
- 主 催:総合研究機構 食と農の研究所
- 後 援:早稲田大学総合研究機構
- 入場料 : 無料
- 入場人数:先着195名
※お申し込みはPeatixから登録をお願いいたします。
お問い合わ
mimuichi(AT)aoni.waseda.jp (三村)
※お手数ですが[at]を@に書き換えてお送りください。
フライヤーはこちら