開催は中止になりました
特別セミナー「新たなテクノロジーと偽情報 -AIの脅威と活用-」
AIなどを活用したデジタル・プロパガンダの研究者として知られるサミュエル・ウーリー ピッツバーグ大准教授が来日するのを機に、国境を超えて拡散する偽情報や影響工作、そこにテクノロジーがどのような影響を与えているのかを国内の専門家を交えて議論します。日英通訳あり。
概要
- 日 時:2025年1月30日(木) 18:00-19:30
- 会場 : 早稲田大学2号館201教室(東京都新宿区西早稲田1-7-14)
- 共催::日本ファクトチェックセンター(JFC)、Code for Japan、早稲田大次世代ジャーナリズム・メディア研究所
- 協力:アメリカ大使館
【プログラム】
開会挨拶
講演:サミュエル・ウーリー ピッツバーグ大准教授
パネル討論「新たなテクノロジーと偽情報 日本の現状は」
・モデレーター:古田大輔氏
・スピーカー:サミュエル・ウーリー氏、澁谷遊野氏、陣内一樹氏
閉会挨拶
【登壇者略歴】
サミュエル・ウーリー ピッツバーグ大コミュニケーション学部・准教授
主な研究テーマは、自動化、AI、アルゴリズムなどの技術を使ったグローバルなコミュニケーション・プロセスの操作。以前はテキサス大学オースティン校で准教授としてプロパガンダ研究所を設立、未来研究所のデジタルインテリジェンスラボ創設ディレクターも務めた。また、オックスフォード大学とワシントン大学のコンピューテーショナル・プロパガンダ・プロジェクトでも研究を指揮した。著名なメディアでの発表も多く、米国議会で証言しているほか、国連、NATO、EU議会などの国際機関でも発表している。デジタル・プロパガンダと偽情報に関する4冊の著書がある。『Manufacturing Consensus: Understanding Propaganda in the Era of Automation and Anonymity』(2023年)、『Bots』(ニック・モナコとの共著、2022年)、『The Reality Game: How the Next Wave of Technology Will Break the Truth』(2020年)、『Computational Propaganda: Political Parties, Politicians, and Political Manipulation on Social Media』(フィリップ・ハワードとの編著、2018年)
澁谷遊野 東京大学大学院情報学環・准教授
2019年東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。東京大学大学院情報学環・特任助教、東京大学空間情報科学研究センター・准教授を経て、2024年より東京大学大学院情報学環・准教授。空間情報、社会情報学などを中心に、都市空間・デジタル空間での人々の行動の多様性や行動変容の計測、シミュレーション開発に取り組む。
陣内一樹 一般社団法人コード・フォー・ジャパン 副代表理事
早稲田大学大学院 政治学研究科 修了。NECに入社し、大手キャリア向けシステム開発の事業部の事業計画に従事。2013年から2015年まで復興庁に出向し、福島県浪江町役場に勤務。2017年からCode for Japanで、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトのプロジェクトマネジメントやコミュニティ運営、コーポレーション業務などを担当。
古田大輔 日本ファクトチェックセンター編集長
福岡生まれ、早稲田大政経学部卒。朝日新聞記者、BuzzFeed Japan創刊編集長を経て独立し、ジャーナリストとして活動するとともに報道のDXをサポート。2020-2022年にGoogle News Labティーチングフェローとして延べ2万人超の記者や学生らにデジタル報道セミナーを実施。2022年9月に日本ファクトチェックセンター編集長に就任。その他の主な役職として、デジタル・ジャーナリスト育成機構事務局長など。早稲田大、慶應大、近畿大で非常勤講師。ニューヨーク市立大院ジャーナリズムスクール News Innovation and Leadership 2021修了。
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