「コミュニティを中心に考えるジャーナリズムとは」
概要
- 日 時:2024年7月7日(日) 午後2:00~4:30
- ゲスト:アンドレア・ウェンゼル(テンプル大学メディア・コミュニケーション学部ジャーナリズムコース准教授)
- 司 会:高橋恭子(早稲田大学政治経済学術院 教授)
- 参加費:無料
- 形 式:対面
- 会 場:早稲田大学・早稲田キャンパス 7号館307教室
- 言 語:英語(日英通訳あり)
お申込
事前登録が必要になります。以下のURLにアクセスし、ご登録ください。ご登録頂いた方には前日までに会場の詳細情報をお送りします。
https://forms.gle/9k5nMZwbJpZuC3kv6
<ゲストのご紹介>
アンドレア・ウェンゼルさんは、アメリカの公共ラジオでプロデューサーやエディターとして働いたあと、アフガニスタン、イラク、スリランカなどでメディアの開発や取材・制作者の育成に携わり、研究者となった後もテンプル大学があるフィラデルフィアのコミュニティ・ジャーナリズム・プロジェクト「Germantown Infohub」を創始するなど、ジャーナリズムの実践を調査研究とあわせて続けています。
今回の講座では、地域に根ざしたローカルメディアの試みから見えてきた「コミュニティを中心にしたジャーナリズム」の作り方、役割、可能性や課題について話を聞きます。また、遊び心や楽しみを入り口に、若い人びとをジャーナリズムに招き入れる取り組みについても話を伺い、これからのローカルジャーナリズムのありように関心がある方々との意見交換の機会とします。
<本講座について>
報道への信頼低下や読者・視聴者離れ、多様性欠如の表面化など、伝統メディアはさまざまな危機に直面しています。誰でも使える生成AIの登場で偽情報の拡散はさらに容易になり、陰謀論の浸透などによって人々は何を信じれば良いのかわからない、あるいは根拠を欠いても自分が信じたいことを信じる、という事態も起きています。
早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所とNHK放送文化研究所は、こうした状況を背景に、「市民のために」ではなく「市民とともに」、人々を「情報の受け手=オーディエンス」だけではない「情報発信の協力者=パートナー」と位置づけ、メディアやジャーナリズムのありようを見直すエンゲージド・ジャーナリズム(Engaged Journalism)の試みについて、海外の実践者や研究者の話を聞くオンライン連続講座を2021年から開催してきました。この講座を、2024年からは、より幅広いテーマでジャーナリズムの課題に向き合うゲストを招き、話を聞く機会としていきます。
お問合せ先
次世代ジャーナリズム・メディア研究所
info-nextjm[at]list.waseda.jp
※お手数ですが[at]を@に書き換えてお送りください。