開催報告:『自然派ワインの果て その3』
開催報告
日本のワイン生産者をおよびして、日本における自然派ワイン作りについて考える「自然派ワインの果て」も、今回で三回目。今回は北海道北斗市で2012年にワイナリー「農楽蔵」を立ち上げて、きわめて上質なワインを自然派ワインの手法で作る佐々木賢氏と佐々木佳津子ご夫妻をパネラーにお迎えし、所長の福田育弘が座長を、司会を野澤丈二研究員がつとめて、「失敗と成功から学ぶ」をテーマとしてお二人の理念と経験をそれぞれ30分から40分お話してもらった。非常に興味深い内容で、司会の野澤と座長の福田からコメントと質問があり、それにたいしてパネラーのお二人が回答をしていただいた。このあと、会場からの質問を受け、お二人が回答し、さらに座長の福田が補足をおこなった。会場からは4つの興味深い質問があり、それにパネラーのお二人が答えることで、自然派ワイン一般の問題が一層明らかになった。その意味でも、日本で有機農業や有機醸造、さらには環境保全を考えるうえできわめて興味深く、示唆の多いシンポジウムであった。
参加者数:131名(学内:6名 学外:125名)
『自然派ワインの果て その3』
第3回となる本シンポジウムは、北海道から農楽蔵の佐々木賢、佳津子夫妻をゲストスピーカーにお招きします。
テーマ:「失敗と発見」
これまでワインづくりにおいてやってしまった「失敗」を振り返ると同時に、その失敗から生まれた「発見」、そして試行錯誤の連続であるワインづくりの「面白さ」を存分に語っていただきます。
開催概要
- 日 時:2024年1月29日(月) 13:00~(予定)終了時間は15:30 ( 例年の様に 約30分 延長の可能性有り)
- 場 所:早稲田キャンパス7号館 419教室(予定) ⚠︎ 昨年と校舎が違います
- パネリスト:農楽蔵の佐々木賢、佳津子夫妻
- 座 長:福田育弘(食と農の研究所長)
- 司 会:野澤丈二
- 主 催:総合研究機構 食と農の研究所
- 入場料 : 無料
- 入場人数:先着170名
※お申し込みはこちら (現在は終了しております。)
お問い合わせ [email protected] ( 三村 )